泉南市議会 > 2006-02-27 >
平成16年度決算審査特別委員会(第5号) 本文 開催日: 2006-02-27

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  1. 泉南市議会 2006-02-27
    平成16年度決算審査特別委員会(第5号) 本文 開催日: 2006-02-27


    取得元: 泉南市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-28
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 ◎ 農林水産業費、土木費、商工費、消防費(続)       午前10時4分 再開 ◯竹田委員長 皆さんおはようございます。議会前に大変お忙しい中、御参集いただきましてありがとうございます。  それでは、ただいまより決算審査特別委員会継続会を開議いたします。  なお、真砂委員より欠席の届けがありましたので、御報告をいたします。  〔発言する者あり〕 2 ◯竹田委員長 ただいまのお話の中で、私の方に9時35分から40分ぐらいだったと思います。御本人からお電話をいただきまして、体調が悪いと。風邪で休ましてもらいたいというような趣旨のことがございました。その時点でございますので、きょうはもともとその前に招集もかけておりましたので、一定このまま会議を開かしていただくしかないんかなというふうな判断のもと、ただいま宣言をさしていただきました。 3 ◯島原委員 うちの方から出ている問題ですから、うちの真砂委員の方からストップさしてるわけですから、これなしでそのまま、じゃ御質問ありませんかというわけにもいかん部分があるんじゃないですかな。この1週間、じゃ行政として、あるいは委員会として、質問者にどういうふうな調整ができてるのか、そのことも含めてやっていただきたい。 4 ◯竹田委員長 わかりました。 5 ◯島原委員 確かに、金曜日の晩に党の三役会を開いたときに、本人はかなり苦しそうな、風邪を引いたみたいな感じで、マスクをして来ておりましたから、体調を壊してることは間違いないと思うんで、嫌がらせで来てないとか、そういうことではないことは私から申し上げたいと思います。  したがって、審査の内容としては、筋論として、やっぱり真砂氏の質問でとまってるわけですから、その間にどのような調整をして、どのような修正をしたのか、理事者の方からもちょっと説明してもらわないと、何のために休憩したんやらわからんようになってきますので、その点よろしくお願いしておきます。 6 ◯竹田委員長 わかりました。当然そのことについては、事前に御本人と理事者の間でも一定の説明もあったと思いますので、その辺の経過もそれとあわせて答弁いただきたいと思います。  では、まず初めに、過日の本委員会の審査に当たって、理事者より提出のありました資料の内容について、委員より問題を指摘された部分については、その記載された内容の確認をお願いいたしているところであります。今後、委員会の審査に当たって資料等の提出については、その内容を精査された上で提出をいただくとともに、あわせてその説明につきましても十分なされますよう改めて委員長より申し上げます。  また、本決算委員会の決算審査の再開に当たって、本日まで時間をいただきましたことについては、ただいま申し上げましたとおり、問題のあった箇所について理事者より、その整理に一定の時間をいただきたい旨の申し出があり、その結果、本日の再開に至りましたことをあわせて申し上げます。  次に、本日理事者より、ただいま申し上げました経過を踏まえ、資料等の整理を終え、本委員会に対して経過説明並びに説明のため発言を求めておりますので、その説明を求めます。 7 ◯中谷助役 皆さんおはようございます。  過日の決算審査委員会の審議の中で、人権協会に対する委託料の説明の中で、関係各課の連携等の不備によりまして、提出資料と説明の中で数字の違い等が生じました。改めて貴重な時間を費やしてしまったということで、委員長さんを初め委員各位に対しまして多大の御迷惑をおかけいたしましたことに対しまして、この場をおかりいたしまして改めて深くおわびを申し上げます。  なお、この御指摘の部分でございますけれども、前回の決算委員会の休憩後1週間ほどお時間をいただきたいということの中で、1週間内部で書類の審査調整をさしていただきまして、その出た資料につきましては、正副委員長さんにまず説明をさしていただいた中で、質問者の真砂委員にも説明をさしていただいておるということでございますので、あわせて御報告をさしていただきたいというふうに思います。  なお、今回御指摘をされた事項につきましては、本日改めて精査をいたしました資料を提出さしていただいておりますので、これから担当部長から詳細につきまして御説明をさしていただきたいというふうに考えております。  どうかよろしく御理解のほどお願い申し上げまして、簡単でございますが、あいさつといたします。どうぞよろしくお願いします。
    8 ◯金田人権推進部長 それでは、私の方から、お手元の資料につきまして御説明申し上げます。  資料は全部で4枚物でございます。  それでは、順次説明申し上げます。まず、1枚目の「平成16年度地域就労支援事業委託料収支決算書」につきましては、昨年の9月28日に真砂委員から請求ありましたものでございまして、今回御指摘があり、事業費の内訳が間違っていたものでございます。  2枚目をお開き願います。2枚目の修正後の決算書につきましては、地域振興課よりお示しいたしました金額でございまして、その内訳の相違点、備考欄について御説明申し上げます。  支出の部をごらんいただきたいと思います。地域就労支援総合運営事業支援センター整備事業の18万2,500円につきましては、内訳としては、パソコンリース料及びインターネット通信料9万9,015円の中に、インターネット通信に伴う機器代として2,940円を繰り入れていたため、数字が違ったものでございます。したがいまして、その下に2,940円を別途計上しております。  次のファクス通信料については2万5,177円ということで、これについては同額でございます。  続きまして、事務消耗品につきましては、資料1枚目の1ページの9万9,808円の中に、資料2枚目の下の項目の職業能力開発事業就職支援講習事業の欄外に米印を入れております振込手数料735円と事務消耗品1万6,765円、それから下の項目の雇用・就労創出求人情報提供事業事務経費の2万4,000円が繰り入れられていたものでございます。それらを差し引きますと、事務消耗品が5万8,308円であり、合計で18万2,500円となります。  次の項目の職業能力開発事業就職支援講習事業につきましては、内訳としては、パソコン講習企画教材作成費等としては11万2,000円ということで、これについては同額でございます。  次の講師・アシスタント謝金、交通費等34万7,400円及びパソコンリース料34万600円についても同額でございます。  次の振込手数料735円並びに事務消耗品1万6,765円が追加となりますので、合計で81万7,500円となります。  最後に、次の項目の雇用・就労創出求人情報提供事業として2万4,000円を加え、総合計は390万4,000円になります。合計については変わりございません。  次に、資料3枚目の支出事務経費の内訳についてでございますが、これにつきましては人権協会の委託料の決算書の事務経費でございまして、合計で133万8,000円でございまして、事業としては、総合生活相談事業が31万4,000円で、地域就労支援事業が3事業、18万2,500円、81万7,500円、2万4,000円であり、合計102万4,000円となっております。明細については、先ほど説明したとおりでございます。  次に、資料4枚目は、2004年度の人権協会の委託料の決算書でございまして、これにつきましては再度参考として配付させていただきました。  資料については以上でございます。説明を終わります。 9 ◯竹田委員長 ただいまの理事者の説明に対して、皆様から質疑はございませんか。 10 ◯大森委員 雇用就労創出求人情報提供事業2万4,000円というのがコピー用紙代ということになってるんですけども、具体的にどういうことなんですかね。紙を買うて、どうしたんですか。 11 ◯木岡市民生活環境部次長地域振興課長 私の方から、就労創出求人情報提供事業情報提供事務経費コピー用紙につきましては、パソコン教室とかそういうような形の中で、募集をするに当たってのチラシ作成に伴うコピーを購入したものでございます。  以上でございます。 12 ◯大森委員 簡単にしたいんで、お答え願いたいんですが、何枚刷ったんですか、2万4,000円というのは。あれは一締め幾らぐらい。500枚で……。A4の紙1枚1円にしたって、コピーでしたのか、印刷でしたのか。ちょっとこれ、わからへん。2万4,000円……。 13 ◯木岡市民生活環境部次長地域振興課長 普通の白紙のコピー用紙をA4判ですかね、それをパソコン教室とかそういうような形の中でのチラシ配布のために、自分とこでコピーを印刷するという形の中でコピー用紙を購入しております。  以上でございます。 14 ◯大森委員 意見だけにしときますけど、コピー用紙を仕入れするのに、A4の紙1枚コピーするのに幾らするのか。何枚か枚数はわからないんかな。何枚刷ったかということがわかれば、原価が出るんやけどもね。普通2万4,000円もコピー……、今の話、印刷機の間違いと違いますの。2万4,000円コピーするなんていうことは、ちょっと考えられませんわね。それこそどういうふうなことをしたんか、ちょっと理解に苦しむんですよね。  わかる範囲であれば、これで質問を終わりますんで、もうちょっと具体的に、原価がわかってるんかとか、枚数がわかってるんかとか、見本でもあるんやったら1枚でもいただけるんか、それだけちょっとお答えください。できたら資料だけでもください、1枚でも。 15 ◯木岡市民生活環境部次長地域振興課長 刷りましたものにつきましては、今現在、手元に持っておりませんので、また後日お渡ししたいと、そういうふうに思います。  以上でございます。 16 ◯大森委員 きちんと調べてください。原価とか、枚数とか、現物も。 17 ◯竹田委員長 ほかにございませんか。 18 ◯島原委員 これは確認をしておきたいんですけども、質問者はこのことを、それじゃよろしいと、こういうふうに大体了解ができてるわけですか。また後でグジャグジャ問題になると、貴重な時間をお互いに割いて議論せなきゃいかんわけで、まずストップしたのは、真砂氏の質問でとまってるわけですから、今説明したようなことを本人に伝えて、これで了解しましたということになってるのか、まだ不十分やでということになってるのか、そこらあたりどないですかな。 19 ◯竹田委員長 理事者の方でその辺の過程をお願いします。 20 ◯中谷助役 私も含めて人推部部長と正副委員長に説明した後、説明に行かしていただきました。我々としては、感触としては、いろいろ意見はいただきましたけれども、この資料の内容につきましては理解いただいたというふうに感じております。 21 ◯島原委員 問題は本人はおらんから、あのときは何というんですか、自分の考え方を述べただけやということで言われても困るし、ある意味では。本人が、あくまでも助役さんのおっしゃったように、いや、もうこのことについては一切触れへんということなのかどうか。そこまで確認してないと、せっかく10日ほど休んでお互い検討したことがむだとは言いませんけども、いろいろな形で問題になってくるんと違いますかなと思うんですよ。これはうちの会派からそういう質問がなかったら言えへんねやけども、うちの会派は会派同士、民主党みたいなもんで、質問の趣旨や立場が違うので、ちょっと聞いておきたいんですけど、決算のことですから。  それと、これはこのまま修正された形で、トータル的には何も問題ないということなんですけども、中身が変わるいうことは、当事者も質問しとったように大変なことですから、これらの事務的整理とか、監査した場合に、款の場合は合うてるんでしょうけども、いろいろ内訳等で間違った書類までできてるわけですから、これは監査委員にもちゃんと報告しなきゃいかん義務づけがあるんじゃないかなと思うんですが、ここらあたりの取り扱いはどうですか。 22 ◯中谷助役 まず、島原委員お尋ねの1点目の本人の確認ということでございますが、一定私も本人と話をしました。ただ、内容については個別的なことでございますので、お許しを願いたいと思いますが、そのときに委員会を再開することについては、特に非常に問題があるので、そこでストップ云々という話はありませんでしたので、その過程を踏まえて、私自身は委員会再開というふうな形で決断をさしていただきました。  また、2点目の監査委員云々については、これは…… 23 ◯島原委員 いや、僕は、だからこんな貴重な時間をとめてまでということのないように、委員長にも申し上げましたように、また原課の方にも事務局を通じて言うとけということを言ってるはずですけども、問題は、当初いただいた資料の中には、内訳が修正する以前の数字でとまってるんですよね。だから、監査委員自体も、それはもう認定してるわけですから、そのことに対して全部ひっくり返して、どうこう、こうこうということは言えへんですけども、実はこの決算委員会の中でこういう問題をやりまして、中身の款は間違いありませんけども、項、目についてはこういう修正をしましたというぐらいのことは連絡しとかないと、個々に誤りがありません、適正でしたということを書いてるわけですから、ある意味では中身を含めての監査ですからね。  それはあなた方の監査そのものが、こういう監査にしていただいたんですけれども、後で決算委員会の中でこのような発言があって、このように修正しましたというぐらいのことは電話するなり何なりしておかないと、それはやっぱり問題があるんと違いますか。 24 ◯竹田委員長 この件につきましては、監査委員が今真砂委員になってると思います。監査委員としての報告もどうかというふうなことが問われたのかなと思いますが、中谷助役、答えますか。 25 ◯中谷助役 この委託については平成16年度ということで、監査委員の監査は既に済んでるわけでございますが、監査についてのやり方については明文規定等はないんですけども、監査委員会都市監査基準準則とか地方監査事務提要を参考にして、決算書類の形式上の準拠性、または支払い数値等についての正確性について審査が行われたというふうに聞いております。  また、例月につきましても、必要書類等を添付した中で審査をされているわけでございます。ですから、決算の計数的には変わりはないんですけども、今御指摘ありましたように、中身に一部異動があったと。そこまで監査してるかどうかというのは、今ここではちょっと確認できませんけれども、こういう問題が出てきたということについては、監査委員会事務局の方にも私の方から伝えております。ですから、あとどういう取り扱いをするかというのは、今後ちょっとお時間をいただいて、事務局の方と調整をさしてもらった中で、監査委員に報告すべき問題があれば、我々としても報告はきちっとさしていただきたいというふうに考えております。 26 ◯島原委員 ちょっと、それは状況認識が甘いんと違うか。例えば一家の家庭にしても、あるいはまた企業にしても、使われた金が、例えば親子どんぶり食うたというのと、料理屋で1万、2万するような料理を食うたいうのと違いまっせ、中身が。この前、1円1銭でも間違いなら間違いということを指摘するのが監査委員のあり方と違うかと本人も言うとったんですけれども、僕は、だから全体をひっくり返して、もう決算を打ってるわけですから、それはそれで了とするけれども、審査中にこういう問題ができましたということは、両方の監査委員に──真砂氏は去年の11月から受けてるわけですから、その前の監査委員さんと調整するかどうするかは別にして、こういう指摘があって、議会としてはこのように修正しましたということを監査委員に書類でもいいし、事務局を通じてでも来てもらって報告しとかないかんですよ、こんなもん。勝手に監査は監査や、こっちはこっちやわというような、何のために審査してるかわからんでしょう。  これは公金ですよ。そういう趣旨やったら、真砂氏から意見出たときに、全体にトータルが合うてるんだから、中身まで修正する必要はないという答弁をしたらよろしいがな、法的に問題ないというんやったら。間違ったことをしてるから、これだけ日程を持って、じゃ何のために監査委員がおるかということですよ。それはあんたらの怠慢と違うか。トータルさえオーケーやったら、中身何使おうとも、そんなもん別に法的に抵触する部分がないというような言い方は、これは納税者に対しての説明がつきませんがな。  だから、何もきっちりせえとは言えへんけども、こういうことで委員会で問題になりましたからという、後で言うか先に言うか、これだけとめてきたわけですから、事前に私は監査委員に説明し、了解をいただいておくということは大事と違うかと、こういうことを言ってるんですよ。こんなこと、決算する意味がないやないか。だから、僕は事前に言うとるよ。 27 ◯中谷助役 今、再度の御指摘でございます。我々としても、確かに数字的に中身の数字が変わったということは、これは真摯に受けとめなければならないというふうに考えております。ただ、現実として、現在まで事務局には報告いたしておりますけれども、事務局の方からまだ代表監査委員等に報告はされていないということでございますので、改めて協議をした中で、取り扱いについて我々としてはきちっと整理をさせていただきたいというふうに思います。 28 ◯島原委員 この問題はこれでやめておくけども、やっぱり現状認識の甘さというのは、これは否めないですよ。こんなええかげんな中身だけ書いて、トータルさえ合っとったらいいというような、だから外部監査も入れてきちっとした監査をしなさいと、こういうことになってるわけです、ある意味では。だから、今厳しく、ホリエモンの会社のやつとは違いますけども、現にしきりに捜査をやって、違法やないかと今大問題になってるんですけども、こういうトータル、全体の款については間違いない、項、目、内訳のところで勝手に行政が決めたと、こういうやり方は正常ではないですよ。もっと緊張感を持って、金の扱いについてはきちっと、1銭1円なりとも公金ですから、議会に出された以上、間違いなくそのような予算の執行がなされてるということの提案をしないと、そんなええかげんなことを言うて、何に使おうと自由だと。もうちょっと緊張感なり責任感を持って会計処理をやってほしいなと。うちの場合は、皆そないなってるんですよ。  余談になりますけれども、議会の生命保険の問題でもそうでしょうがな。どないなったと、人ごとみたいなことを言ってるんですよ。そういうことではだめですよと、こういうことを言ってるんですよ。  意見にかえときますけども、監査自体のあり方、あるいは決算のあり方は、そのような認識でありましたら、私はやっぱり将来必ず問題が起きたときに行政は批判をされるというように思います。 29 ◯松本委員 真砂さんが来ておられなくて残念なんですけれども、真砂さんが資料請求されたり、そしてまた私たちも、人権協会の補助金なんかもどう使われたのかということで資料請求もして、総務のところでは一定質問もさせていただいたんですが、今回の地域就労支援事業というものが、390万の市からの雇用対策で出されているということで、この会計が合わないやないかということでの真砂さんの指摘でしたけれども、そしてきょう、しばらくぶりに再開をして資料をいただいたのを見せていただいたんですが、ますますわからなくなりました、私は。  両方見比べてみたんですけれども、地域就労支援事業というのに、ここに書いてるのは、人件費の部分で288万円ということで、収入の部分で出てますよね。そして、それ以外にも人件費で総合生活相談事業、進路選択支援事業、人権相談事業、在宅保健医療福祉サービス調整会議事業、これだけ出てますけれども、国の特別措置法が終結したのは12年度、13年3月31日だったんですよね。  同和事業は一たん終結ということで、地域の格差もなくなったし、これからは一般施策に移行するんだということでスタートをしたんですが、ずっとこの休みの間に調べてみたんですけれども、12年度で終わってるから、13年、14年、それから15年、こういうことで15、16となってるんですけれども、14年度末までは人権協会の補助金なんかも少し減ったりとか、そうして旧同和事業をどういう形で掘り起こしてきたのかと思われるほど、昔の方がお金要らなかったなあというのがようわかったんですよ。  新たに人権推進事業としてやられたのは、ここに人権協会の人件費の部分に書かれているこういう事業──総合相談事業とか進路選択事業、地域就労支援事業、人権相談事業、こういうものをする。それから、それ以外に今までも共同浴場があって、2つのおふろ屋さんを1つに減らしたということで整備もされて、ワンピースなんかにも委託をして支援事業という形で進めてきて、市からは人権協会にこれだけのお金が出てきたと。  これは人件費の部分だけやから、16年度を見たら、人権相談事業が250万でしょう。総合相談事業が411万7,000円でしょう。地域就労支援事業が390万4,000円でしょう。進路選択事業が、これは教育の部分ですけど、150万でしょう。それから共同浴場が949万8,800円でしょう。この俗に言う人権推進事業4事業と言われてるのは、教育の部分を除いた分を4事業と、こういうふうに私は理解してるんですけど──あ、違うんかな。  その辺、また聞かしてほしいですけど、5つありますよね。それから人権協会の補助金と。全部入れたら6つの補助金が出てるわけですよ、市民の税金から。すごいお金やなあと。計算すると3,000万近いお金になりますわ。これだけの形で出てる、市が旧同和事業という形で、同和事業が終結して新たに人権推進事業としてスタートした、その時点はほんとは13年度からのはずだったのが、13、14はそういう事業はせずに15から始めたわけですよ。  それで、多額のお金、市民の税金をこの事業に費やしてきたんですけど、そうすると、私、わからないというのは何かといいますと、地域就労支援事業に288万円の人件費というところで、収入の部として出てますよね。そしたら、これには人件費ということで出てるのは、一体どういう形でそのために必要な人材が配置されたのかということですよね。  それで、支出の部では、この前から島原課長さんの発言を聞いてましたら、国民保険やとか年金の掛金がぐあい悪いからということで、共済か何かの社会保険制度に加わって、そのとき2人の人にやったと言うておられたから、一体人数というのは、ここで2人と言うておられたから、この事業に出ている人権推進部の人件費と、それからここに支出として出てる人権推進部の保険の人数とかいうのと比べると、一体ここに出てる事業そのものでどれだけ人権協会が人を採用して、そしてどんな事業をしてきたかというのがよくわからないんです。  そして、私が人権協会の補助金についてということで、大森委員が資料請求して出してくださった資料を見てみたら、250万円の補助金が出ていますけれども、ここには人件費は出てないわけですよね。出てないわけですよ。だから、きょういただいた2枚の資料と、大森さんが資料提出してもうた人権協会の補助金の資料について、考えても考えても、人件費がどないなってんのか、どの事業にどれだけの人がいてて、どれだけのお金が使われたのか、そこのところがさっぱりわかりません。人件費で617万円ということで書かれてるわけやから、事業そのものに多額のお金が市から出てるのにもかかわらず、こういう形で正式に人を採用してるんならば、1人300万の──300万というか、報償費ということで617万円やから、これ何人かなとか、期末手当やらアルバイト賃金までこうして出てるわけやから、一体どれだけの人が、どんな形で、何の仕事をしてるかということがさっぱりわからないんですよ、この資料見てみると。その辺物すごいずさんな中身やなあと。  それで、こっちに人権協会の資料があるわけですよ、人権協会の補助金について。ここには何も人件費出てきてないわけでしょう。それでここに人権協会の委託料ということで書かれてるから、こっちとこっちとは位置づけが違うからね、委託料とこっちは補助金やから、こっちは事業で、こっちは……。どうもこれ、どう理解してええかわからないんですよ。ようわかりません。委託料と補助金の額ね。  それから、地域就労支援事業というのは390万円出てるんですよ。それなのにここでは288万円になってるでしょう。これはどうなってるのかなあと思うし、何か市から出たお金を、そのまま出たお金を入れるときには一部の分を抜いて入れてるわけですよね、これ。こういう形で書かれてる。何をどこへ、どう抜いて、どうなってんのか、それはさっぱりわかりませんわ。見れば見るほどわからなくなりますわ。ちょっと修正してほしいなと思うんですよ。 30 ◯島原同和政策課長 お答えいたします。  まず、1つは地域就労支援の関係でございますが、松本委員さんがおっしゃられます288万の関係は人件費。この事業につきましては、事業経費が出ております。トータルしまして金額が出るという形ですので、内訳として分けてるのが人件費分と事業経費分を分けたということです。  以上でございます。 31 ◯竹田委員長 松本委員、もう少しかいつまんで、質問のところがあればきちっと指摘をお願いしたいと思います。 32 ◯松本委員 そしたら、人件費ということで出されたんだったら、私、よくわからないと言うてるのは、どんな形で、どんな人が、どんな仕事をしたかということがわからないから、地域就労支援事業については人の数もわかりませんよね。報償費で出てるのだとしたら、どういう仕事をして、1年の間に何回出勤して、どんだけの給料払って、そういうことを知りたいんですよ。ほかの部分はほかのところやから、ここの部分でお答えしていただくというのは、ちょっと無理かもしれませんけど。 33 ◯島原同和政策課長 お答えいたします。  まず、人権協会の人員体制でございますが、これは16年度決算でございますので、16年度におきましては、コーディネーター3名とハローワークから委託を受けてます職員1人、これは兼務してる形になりますので、バイトという形で対応しております。計4名の人員が人権協会の実務を担当しております。それぞれの4事業に対する人件費分として、その4名に対して支給してるのが現状でございます。  以上でございます。 34 ◯竹田委員長 松本委員、まとめていただけますか。 35 ◯松本委員 そしたら、この人権協会のコーディネーター3名、ハローワーク1名、4名で運営されてるということですが、そしたら地域就労支援事業以外の仕事もこの4名の方はやってるわけですか。きょう出された人権協会の委託料の決算書に出てる総合相談事業やら進路選択、人権相談、こういうのにもかかわっていく仕事なんですか。 36 ◯島原同和政策課長 再度の質問にお答えいたします。  まず、それぞれの事業におきまして、主担を置いております。当然主担が休んでるようなときには副担という形がありますので、それぞれがサポートする形で体制をとっております。  以上でございます。 37 ◯竹田委員長 もうまとめていただけますか。 38 ◯松本委員 はい。そしたら、地域就労支援事業そのものの仕事、どういう市民サービスを行ったかということで、どのくらいの人が相談に来て、そしてその仕事に何人の職員を配置したのか、もし持っておられたら答えてくださったらいいですが、なかったら資料として提出していただけますか。 39 ◯木岡市民生活環境部次長地域振興課長 この地域就労支援事業につきましては、この事業ではコーディネーター1名が専属的に、3名のうち1名が地域就労支援事業についていただいておりまして、この中で16年度の相談件数につきましては214名の方々が相談に見えておられます。  その中で真砂委員にも御報告申し上げましたけども、16年度の雇用就労の新規で雇用された方が14名ございました。その中でこれらの就労支援事業によりまして、雇用の促進を図っていただいてるということでございます。  ちなみに、この就労支援事業につきましては、特に就職困難者層ということで、高齢者とか母子家庭とか、あるいは障害者、そういう方々に主に就労についていただくための相談事業をやっているということでございます。  以上でございます。 40 ◯松本委員 もう終わりにしますけど、一言だけ。  そうすると、この地域就労支援事業の288万円の算定の根拠というのは、額を出すのはどこが出すんか知らないんですけど、人件費1人分ということですね。ということは、例えば1カ月何ぼの給料でとか、そういうふうなのを言うてくれますか。もうそれで終わりにします。 41 ◯木岡市民生活環境部次長地域振興課長 1カ月18万円、それから……。 42 ◯松本委員 ボーナスとかは。 43 ◯木岡市民生活環境部次長地域振興課長 4月、5月、18万、18万ですね。毎月18万で、6月の月につきましては45万円。それと12月の月につきましては63万円、12カ月で288万円。  以上でございます。 44 ◯松本委員 わかりました。結構です。 45 ◯竹田委員長 この件につきまして、ほかにございませんか。  以上でこの資料に関する説明及び報告を終わらしていただきます。  次に、議事を続行しますが、各委員さんにお願いがございます。  まず、当決算委員会でございますが、最初にもお話しさしていただきましたとおり、3月議会が目前に迫っております。大変日程が立て込んでおりまして、その中できょう、あすということでとらしていただいております。本委員会につきましては、これ以上日程をとることは恐らくできないと思います。会期においてはきょう、あすでということでさしていただきたいと思いますが、この辺、ご了承いただけますでしょうか。  〔「異議なし」の声あり〕 46 ◯竹田委員長 つきましては、もう既に約1時間弱が過ぎております。この後を見ましても、今現在、消防費までで大森委員と真砂委員につきましては質疑を終えられております。あとの方はほとんど残っているという認識であります。  また、教育、その他まだまだたくさん残っております。時間的にも大変限られてまいりますので、皆様の御協力をお願いを申し上げたいというふうに思います、よろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声あり〕 47 ◯竹田委員長 具体的には、この後消防まで行きまして、そして教育、その後は一括してさしていただきたいなというふうに思いますが、この点についてもよろしいでしょうか。  〔発言する者あり〕 48 ◯竹田委員長 教育が終わった後、特別会計、その後、市長に対する総括質疑、そして賛成討論、反対討論、それから採決というような流れで行きたいと思います。  では、皆様に御了承いただきましたので、よろしくお願いを申し上げます。  では、前回の議事を継続いたしまして、引き続き農林水産業費、土木費、商工費及び消防費を議題にさしていただきたいと思います。  残りの皆さんで質問される方、事前に挙手をお願いしたいと思います。(質問者挙手)  そうしましたら、堀口委員から質問をお願いします。 49 ◯堀口委員 それでは、気の抜けたサイダーみたいですが、簡単に聞かせていただきます。  まず、187ページの林業費という項目があるんですけども、この林業費90万円の予算が上がっているんです。その中身の除草作業委託料、作業員賃金、ここらの内容を一度教えていただきたいなと、このように思います。
     それから、202ページの土砂災害情報相互通報システム900万余りの委託料、これについて説明をいただきたい。  それから、これは都計審の問題なんですけども、202ページに都計審の委員報酬、それから204ページに都市計画調査委託料の部分が出てきてるわけでございますけれども、この都計審の中で5年ごとの用途見直しがあると思うんですけれども、この5年のサイクルがいつになってるのか、ひとつ教えていただきたいと思います。  それから、もう1つは、砂川樫井線の今の進捗状況と、あわせて砂川の駅前の整備事業がどのような進捗状況であられるのか、その辺もひとつあわせてお示しを願いたい。  以上でございます。 50 ◯竹田委員長 答弁を求めます。 51 ◯和田農林水産課長 187ページの林業費関係でございますけれども、振興費のまず賃金の作業についてでございますけれども、これにつきましては林道のお菊松線の除草作業をいたしております。  それから、次のページに入っていきますけれども、修繕費でございますが、各林道がございますけれども、そんなに大きなものではございませんけれども、のり面の崩壊等の修繕をいたしております。  それから、委託料でございますけれども、これにつきましても、林道高倉線の除草と、木がかなり茂ってきておりまして、通りにくうございますので、枝をはらう剪定でございます。  それから、原材料費でございますが、これは同じく林道の二ノ谷線の路面の修繕でございます。路面が荒れてきておりますので、生コンクリート等を支給いたしまして修繕をやってもらっていると、材料支給をやっているということでございます。  以上でございます。 52 ◯鳥井都市整備部参事 私の方から、土砂災害情報相互通報システム整備事業の平成16年度何をしたかという件についてお答えいたします。  本事業は土砂災害から人命を守るために、平常時並びに災害時に土砂災害関連情報を住民の方に伝えるシステムを構築しているものでございまして、平成14年度から事業を実施しております。  平成16年度の委託費900万円の内容につきましては、気象情報の受信装置、それと庁内の配信するウェブサーバーの設置並びに情報を見る端末機でございますけれども、それを設置。以上3つを整備しております。  なお、この事業につきましては、平成17年度をもって完了の予定でございます。  以上でございます。 53 ◯山本都市整備部参事兼施設整備課長 砂川樫井線の現状況でございますが、ほか市場長慶寺砂川線の尋春橋が一応17年度完成ということで進んでおりますので、それに伴い、砂川樫井線の尋春橋より一丘までの工事を今鋭意進めているところでございます。まだ用地につけては若干残っておりますが、今現在、鋭意交渉中でございます。  以上でございます。 54 ◯平松都市計画課長 都市計画の報酬費の内訳ですが、都市計画審議会の開催が1回7,500円の12名で9万円になっております。もう1つは、ホテル等建設審議会委員会報酬としまして、これも1回開いておりまして、7,500円で9名、6万7,500円、合計15万7,500円になっております。 55 ◯池上都市整備部次長併土地開発公社事務局長 私の方からは、いわゆる市街化区域、調整区域の線引きに伴います用途地域の線引きサイクルの御質問と、砂川樫井線に関連しまして、駅前広場の整備の進め方というふうな御質問がございましたので、順番にお答えをいたします。  まず、線引きの関係でございますが、用途地域は当然、市街化区域内に用途地域を定めるということが都市計画法で決まっておりまして、市街化区域の線引きと連動いたします。法の趣旨からいきますと5年に一度ということで、今回5年に一度の見直しの時期に当たりまして、市の都市計画審議会は既に終わっておるわけでございますが、府都市計画審議会が7月の都計審という予定で作業を進めておるところでございます。したがいまして、用途地域、市街化区域、調整区域の線引きにつきましても、これに合わせて進めていくということになります。  失礼しました。別のものと勘違いしてました。  2月に府地方都計審が開催されまして、もうしばらくいたしますと、5年に一度の見直しの告示手続等、大臣承認等の手続に入っていくということになっております。先ほど申し上げましたのは、次の駅広の関係を説明する分と混乱してまして、申しわけございません。訂正させていただきます。  それから、駅前広場の関係でございますけれども、砂川樫井線につきましては、先ほど山本課長の方から説明いたしましたように、尋春橋の付近につきましては、先ほど答弁させていただいたとおりなんですけども、あと、いわゆる事業認可区域につきましては、用地関係が若干しか残ってない状況の中で、最終的には平成21年度には完成、供用開始できるという方向で作業を進めております。  したがいまして、そうなりますと、駅前広場につきましては、当然駅前の交通処理ということでは、やはり信達樽井線との結節点の交通広場を決めていかなければならないということで、その辺につきまして、現在素案の作成等作業を進めておりまして、近々地元の説明会、それから議会等への正式な説明につきましてもさしていただきたいというふうに思っておりまして、最終的には市の都計審等から見ましても、最終の知事決定の都計手続に入っていきたいということで、ことしの秋までには都市計画決定の作業を終えたいということで、最終的には事業の着手につきましては、砂川樫井線の終わりとともに、駅前の結節点との都計決定、それから事業認可というふうに進めていくという段取りになっております。  以上です。 56 ◯堀口委員 まず、これは林業費なんですけど、市長のスローガンは、水・緑・夢ですか、ということになってますね。いつも私、この項目になったら話をするんですけども、林業費おこがましいんじゃないかなと。今も林道の補修工事あるいは草刈りだという話が出てるわけですけども、緑というのはやはりお金をかけなければ、自然でほうっておけば緑だというようなもんじゃないと思うんですね。それだけの投資をしなければ緑は守れない。私、これはもうずっと持論でございます。  特に、環境問題なんかで、里山の保全あるいは山の緑化ということがやかましく言われております。泉南市の場合は、そういう予算は一切ここ数年上がってきてない、このように思ってます。このことは今の財政上、大変厳しい中で仕方がないんでしょうけども、私どもは林野組合の方がことしからそういう里山づくりをやっていこうということで、実はこの3月8日に砂川小学校の子供たちに、その辺の緑の大切さ、あるいは環境の大切さを体験していただこうということで、市民の里の奥の方に実は植樹を計画しております。  これは砂川小学校の子供たちが希望されまして、林野組合の方でこの経費を持ってやるんですけれども、小学校300名足らずの子供さんたちが木を植えるだけでも三、四百万の予算がかかるわけですね。このこと1つ、私ども主催しておりますので、金がなかったら、せめて協力ぐらいは泉南市の方も農水の方でやっていただく、こういう考え方で進めていきたい、こう思ってますけれども、その辺の考えをひとつお聞かをいただきたい。  ここに一応コンサルにかかした絵もあるわけでございますけど、こういう形でここから年次で計画をしていきたいと思っております。ひとつその辺の市の取り組みについてお聞かせをいただきたいな、このように思います。  それから、土砂災害の方なんですけど、これはいろんなそういうシステムなんかに、こういう形でお金を入れていくのはいいんですけれども、果たしてあなた方、本当に土砂災害の危険のある地域をどの辺だと認識をされておりますか。特に楠畑、葛畑、この地域ですね。あなた方行って、その危険度を調査したことございますか。  システム、結構ですよ。私は何回も土木の方々と現地を見ておりますけれども、事例も説明いたしました。昨年のお正月ですか、それこそほんとの車の目の前に30センチほどの大きな石が落ちてきて車が傷んだ。それがたまたま車の前でよかったんですけれども、上に落ちたら必ずその人は亡くなってますよ。現実を調査されたことがあるんでしょうか。こういうシステムも確かに結構です。だけど、現に既に危ない。目の前の危ないところ、一応市が管理してるわけですから、道路として。その辺の調査はどうなってるんですか、お聞かせ願いたいと思います。  それから、都市計画の方なんですけど、次長、5年の見直しなんですけども、先日もある事務所の方々から、勝手に線引きをされた。準工の区域を住専にされた、こういう話が私とこへ入ってまいりました。聞いてみますと、資料としていただいたんですけども、この間の都計審の中で、「南部大阪都市計画用途地域の変更(大阪府決定)」とあるわけですね。  確かに南部大阪都市計画の中での用途地域の変更なんでしょうけども、果たしてこれは大阪府決定というのは、泉南市の都計審以前に大阪府決定というような話になってるわけですよ。このことが泉南市の意見がどこまで入っているのか。それから今の都計審のあり方として、私はやっぱり5年間の見直しで、もっと全体的に泉南市が主体となって、主導権を持ちながら見直していかなきゃいけない部分がたくさんあるでしょう。そのことには一切手をつけずして、大阪府から決定されたことを泉南市の都計審で、はい、そうですかと決めていくこと自身がいいのかどうかですね。今のまま行きますと、やはり地域間格差というのはすごく広がってまいりますよ。  そのことがいろんな方向に波及してくるわけですね。学校関係もそうでしょう。例えば今開発がいろんな進め方をされてますけれども、果たしてその開発も、教育委員会との連携がされて、例えばマンモス化してる信達小学校あるいは樽井小学校の区域の方がはるかに多いわけでしょう、開発行為が。今まで調整区域の部分でも、今は見直しをして、当然市街化に組み入れてなきゃいけないような地域もたくさん出てきてるわけですよね、現実に。その辺の見直しはされるつもりがないんですか、泉南市として。その辺をひとつお聞かせを願いたいと思います。 57 ◯池上都市整備部次長併土地開発公社事務局長 3点ほど御質問ございましたので、順番にお答えをいたします。  まず、市民の里山のところのいわゆる環境教育林等の事業のお話だったと思います。過日も関係機関とそのような協力支援の問題につきまして協議をいたしております。その中でも私どもが申し上げましたのは、財政的なことは別にしまして、組織としての都市整備の中で体制がございますので、できるだけサポートいうんですか、協力支援を惜しまないつもりだと。いい話なので、後のメンテも含めまして、強力な支援をさしていただきたいというふうに思っております。  それから、2番目の土砂災害の関係でございますけども、この部分につきましては、雨の降り方等のデータを収集して対応するというふうなシステムのことでございますが、現実に危険地域を認識してるかということなんですけども、当然我々も道路管理をしてる中では、楠畑地区、それから葛畑等のいわゆるのり面からの崩落等の危険性については十分認識をいたしております。  対策としましては、既に崩れたところにつきましては、そういうのり面の保護をするための擁壁等をつくったりとかいうことでしておりますが、何分延長が非常に長うございます。事業費的にも相当かかるということの中で、災害復旧事業で対応できたところにつきましては、その中で対応するんですが、いわゆる災害復旧に乗らないような部分につきましては、部分的な対策から始まりまして、手前に危険個所の注意喚起をするための看板を設置したりとか、そのようなこともしております。  ただ、問題は、実はこの両路線の市道につきましてののり面につきましては、市の用地じゃなくて個人の用地になってるところが大半でございます。非常に急峻なところを削って道路にしているという経過の中で、その辺のいわゆる用地管理の、どちらが持つかというようなところもございますが、とにかくその道路を通るときに危険な部分につきましては、安全を高めるということでいろんな方法を講じているわけですが、今後もそういう事故が起こらないように、いろいろ対応させていただきたいというふうに思っております。  それから、3点目の都市計画の問題でございます。今回の用途地域、市街化区域の線引き見直しの中で、一部都市計画の観点から準工地域が第一種住居地域に変更になるということで作業をいたしておるところもございます。広域的な見地から、当然南部大阪都市計画というふうな形で名前がついておりますが、あくまで都市計画の案というのは市が主体になってやるということになっておりますので、案をつくるときには、当然関係機関と協議しながら、市の方でたたき台をつくりまして、大阪府等とも相談しながら、最終的には都市計画原案という形になってまいります。  案につきましては、どちらが主体性を持ってやるかということになりますと、当然市の都市計画でございますので、市が主体性を持ってやってるというふうな中で、名前が他市町村にまたがる場合とか広域的なものにつきましては、法律で知事決定ということになっておりますので、タイトル等につきましては、そのような形になっておりますが、あくまで案等の主体性につきましては、当該市が持つものだというふうな認識を持っております。  あと、次の見直しのときにどのように考えておるのかということでございますが、確かに調整区域につきましても、幹線道路が交差したりとか、インターチェンジがありまして、通常の市街区調整区域の農業振興という観点だけでは土地利用がなじまなくなってきておる区域もたくさんございます。次回の線引き見直しまでに向けましては、そのような全体の中での施設建築物等の土地利用の活性化が促進できるようなところにつきましては、いろいろ基礎調査もした中で検討していかなければならない箇所もたくさんあるというふうな認識をいたしております。  以上です。 58 ◯堀口委員 今いろいろ次長が話をされたんですが、特に土砂災害の方ですね。今ここでこういうシステムづくりに900万入れるのも結構です。市全体的な計画でもあるんでしょうからいいんですけれども、この金よりも、私はやっぱりもっと人命の方が大事だと思うんですよ。現実何回も、例えば私の記憶の一番新しいところで、山内さんが事業部長のときに現場を区長さんと何回も見ました。で、この石とこの石は落としましょう。今おっしゃってる他人の個人の土地であっても、これは通行に危ない、目の前で木でとまってる。せめてこういう石だけでも落としましょうということで約束をしてるんですが、いまだにそのことがされてないですね。  そういう危険な区域、人の命はそんなに軽いもんじゃないですよ。もしここで落石事故があって、人命にかかわるような話があれば、当然これは管理者である市の責任でしょう。その辺の危険区域の排除だけは、ここで900万入れるのもいいでしょうけども、何ぼかそういう形の予算をとって、当然危険区域の排除だけはしていただきたい。工事をしろと言うんじゃない。その危ない石だけはせめて取り除くという処置は早急にしていただきたい。私は何回も機会あるごとにこのことを話ししてます。ぜひひとつ、その辺の処理をお願いしたいなと。  それから、今の都市計画の話でございますけれども、総合的な泉南市の見直しを5年ごとにやるという姿勢があなた方にないんじゃないのかな。地域を見直した中で、先ほども言いましたけども、地域間格差がだんだんと広がってくる、こういう状況では。先ほども言いました学校関係の答弁は、教育委員会とどのような連携をされているのか、その答弁もございませんけれども、そのこともあわせて、やっぱり将来の泉南市のまちづくりをどう持っていくのかというビジョンが見えてこないじゃないですか。その辺は、もうひとつ突っ込んだ答弁をいただきたい。  それから、先ほどもちょっと例を挙げましたけれども、岡田のりんくう通り、あそこの用途地域の見直しがされたと。この中で次長は御存じのように、都計法18条の2の中で地主さんに対する説明責任、地域に対する説明責任、公聴会なり、あるいは地主さんの事前の了解とまではいかなくても、通告ぐらいはちゃんとしてやらないと、財産権に大きくかかわってくる。例えば今度のように準工から住専に変えられるということになってきますと、あそこは今言われてる約7,000坪余しの土地なんですね。不動産評価されると、準工から住専に変わることによって、不動産屋の買い取り値段が坪単価で2万円から3万円変わってくるんだという話でございます。  これは私の聞いた範囲の話でございますから、実際にどのような単価の変動があるんかわかりませんけども、例えば3万円変わると、2億余しの土地の評価が変わるわけですね。そのことは地主さんにとって大変な問題だと私は思いますので、その辺も地主さんが全然知らないうちにそういう関係にされたと。これはやはり先ほども言いましたように、都市計画法18条の2の中では、公聴会をしなさいとか、あるいは地元の地主さんにはそういう通達をしなさい、了解をしなさいと、こういうことがあるわけですから、その辺の取り組みをもう一度お聞かせいただきたい。  それから、砂川の駅前なんですけども、砂樫は御存じのように、昭和48年から30億以上の金を入れてやってる泉南市の大事業ですね。21年に供用されるということでございますけれども、果たして尋春橋ができて、今の片木アルミさんの本宅の前、この辺の話はどうなってるのか。そのことが砂川の駅前広場とあわせて、砂樫ができたときに砂川の駅前の街路との整合性ですね、どのような形で入ってこられるのか。その辺もひとつ改めてお聞かせ願いたい。  それから、駅前周辺会議というのがあるようでございますけれども、この辺のメンバーはどのようなメンバーで構成されるのか、あわせて聞かせていただきたいのと、この駅前周辺会議の要点筆記とか議事録とかございましたら、ひとつ資料としてお示しをいただきたいなと、このように思います。 59 ◯池上都市整備部次長併土地開発公社事務局長 質問がたくさんございますので、順番にお答えさせていただきます。  土砂災の関係でございますが、今回の委託料につきましては、市単独費がゼロということで乗ったわけですけども、それとは別に、いわゆる危険個所につきましては御指摘もございましたので、当然パトロールもしておりまして認識いたしておりますが、1カ所じゃなくて、非常に落石の危険性のあるところが何カ所もございます。地主さんとも関係の方とも相談しながら、落とせるものは先に落として、とりあえず目に見えた危険性は排除する方向で速やかに対応さしていただきたいと思っております。  それから、2点目の将来のビジョンを含めて、都市計画のあり方等につきまして御質問がございました。今回の見直しにつきましては、基本的にはいわゆる経年等に伴います現況の変化と、それから線引き技術上の明確な地形・地物で引かれていないところとか、そういうものが主体。  それから、用途地域につきましては、道路からの緩衝用途、道路端から何メーターという形で切っております緩衝用途が道路築造形態が変わることによっての調整とか、いわゆる微調整的な見直しでございましたので、地元関係者への説明の仕方につきましては簡便な方法をとらせていただいたと。ただし、公聴会、それから審議会、市の広報とか、いわゆる都市計画法で言うております周知徹底説明をするということにつきましては、一応そのような方向の中で法律的にはすべて対応したということでございます。  御指摘の部分につきましても、いわゆる微調整の部分で、関係者の少ない、影響のある方につきましても、それぞれ連絡をいたしまして説明をさしていただいたという中で、若干見解の相違もございましたが、その辺につきましては理解を得るべく、後日また対応さしていただいたということでございます。  都市計画の案につきましては、それぞれ全員の同意を得るという形ではございませんが、周知徹底を図るという観点から、今後も十分理解を得るように説明はやっていくという方針で臨みたいと思っております。  それから、砂川樫井線と信達樽井線の結節点等の問題でございますが、まず砂川樫井線につきましては、残りの関係の地主さんにつきましても既に3名でございます。そのうち、御指摘のございました箇所につきましては、ことしで既に用地契約を終わっております。したがいまして、問題のところにつきましては、一番懸案事項は一応契約できましたので、あとは残りの2軒の中のもう1軒につきましても隣接しておりますので、用地交渉の中で事業には協力するという立場で理解を得ております。  したがいまして、残るは次年度に速やかに精力的に交渉していきたいと思っておりますので、先ほど申し上げましたように、21年度には駅前の信達樽井線との結節点の都市計画ができますように、いわゆる計画決定、事業認可という形で進めていきたいというふうに思っております。  それから、周辺整備会議の部分につきまして御質問ございました議事録等につきましては、今、手元に持っておりませんので、後日配付させていただきます。  それから、これは結節点の関係の部分で駅前広場の都市計画でございます。周辺整備会議につきましては、今度都市計画決定に至るまでの準備段階での関係機関の総合調整というふうな位置づけの中で進めてまいりました。もう既に都市計画として原案を地元の関係の方々、それから市民の方に説明をしていく段階になっておりますので、今はいつもの都市計画道路変更の中で地元説明会というふうな観点で入っていくというふうな段階に来ておりますので、それはそれで準備段階の部分につきましても、経過報告等でこういう形でやっていくというようなことがございますが、もう既に都市計画変更に向けて地元に入っていく段階に来ておりますので、それはそれということで並行してやっていくと。  ただ、前の府道の砂川駅停車場線がございます。これは、我が方の市の事業とは別に大阪府さんにお願いしなければいけないということもございます。それと、バリアフリー計画等の中でも、そういう事業のメニューが違う部分がございます。したがいまして、継続的にその周辺整備会議は周辺整備会議で進めていく中で、現実的な都市計画の変更の説明等の手続については粛々と進めていくということでございまして、既に翌月、3月の頭から地元の説明会に入っていくべく広報等にも流しましたし、準備をいたしております。ですから、そこだけで決めるんじゃなくて、関係の方々に説明するという方向でやっているということでございます。  以上です。 60 ◯堀口委員 特に、先ほども言いました危険区域の部分については、ぜひ早く対応してやっていただきたいと思います。  それから、砂川駅前、今、砂樫とのあわせての話でございますけれども、停車場線につきましては、これは私は信達樽井線にかかわって市長と約束をした部分でございます。都市計画、特に停車場線については計画決定が打たれてから20年以上たってるわけでございますね。その間は、都市計画法55条ですか、これで財産権のきつい縛りをかけてるわけでしょう。だから、その辺は果たしていつごろ供用できるのか、その辺のめども大阪府との調整がどの辺まで進んでいるのか、ひとつあわせてお聞かせをいただきたいと思います。  周辺の方々については、我々が倒産するのを待ってんのかというようなきつい意見もございます。ひとつその辺のめどを聞かせていただきたいのと、もう1つ簡単に、これは基幹農道についてひとつ聞かせておいていただきたいんですけど、鳥井参事の顔を見て思い出したんですけども、基幹農道ですね。特に高倉林道から新家までの1.何キロ、この部分が今回、緑資源機構の計画から外れたわけですね。それで大阪府が整備をすると。こういうことでございますけれども、いつも言いますように、事業というのは投資効果を考えれば、今、泉佐野岩井出線から高倉林道まで、あるいは泉佐野の別所から高野のところまで、この区間で途切れてしまうんですね。この道路の機能として、果たして機能ができるのかどうか。大阪府が果たして1.2キロ整備をすると言ってますけども、このめどは本当に立ってるのかどうか。  あわせて、いつも私が指摘してきました長谷堀河林道ですが、ここらには要らん金をかけるのに、どうしてこの大事な部分の1.2キロですか、これがめどが立たないのか、その辺もあわせて最後に質問さしていただきます。 61 ◯池上都市整備部次長併土地開発公社事務局長 再度の質問の中で、砂川駅前の部分からお答えをいたします。  まず、事業主体の問題でございますが、当然府道でございますので、大阪府さんにお願いするという中で、基本的な位置づけについてはそういう方向で事業はやっていただくんだということの確認はできております。  確かに、長い間都市計画法の53条規制等がかかっておりまして、既にセットバックしてるところもございます。ですから、当然砂川の駅前を事業化するときには並行作業でしていかないと、事業効果が上がらないということでございますので、我々としてはそのような観点で、同じような時期にやっていかなければ、またそこは大変混雑して問題が残るということでございますので、その辺のことにつきましては、周辺整備会議等でもまた引き続き継続的にお願いをしていくという形で思っております。ただ、確認できておりますのは、事業主体としては当然府でやっていただくということの確認は、もう既にできております。  それから、用途等の問題につきましても若干質問がございました。確かに線引きの見直しの中では、いろいろ説明の仕方等につきましても、若干問題のあった箇所もございましたが、その辺は理解を得るための努力をするという方向で進めていきたいということでございます。都市計画の観点からも、周知徹底を図って説明をするということでございますので、その点につきましては、今後とも支障のないような形で進めていきたいと思っております。  それから、危険な落石箇所の部分でございますけども、これは先ほども御答弁申し上げましたように、早急に対応さしていただきたいと思っております。  それから、基幹農道のいわゆる事業区間であきになってるところの区間ですね。なった経過は、基本的にはオオタカ問題があったわけなんですけども、現実的には府さんでお願いするということになっておりますが、一定林道高倉線と畦の谷というところから、前の高速道路近畿自動車道をつけたときの工事用道路のいわゆる既設道路がございまして、供用開始できないような、入り口をふたした形になっておりますが、その点、できるまでの間はそれも使って、いわゆる投資効果の上がるように、両サイドができましたら、それが間に合わない間はその辺の利用をするような形で、いわゆる一気に通行できるような形のことも考えていかなければならないというふうに思っております。  以上です。 62 ◯堀口委員 1つだけ、答弁漏れがあるので。  都市計画の中で、今の学校関係の教育委員会との連携はどうされてるのか。その辺、改めて答えていただきたいと思います。 63 ◯池上都市整備部次長併土地開発公社事務局長 都市計画の関係で許認可のときもそうですし、線引き等の原案、計画性のある形のことにつきましても、庁内の中で当然協議さしていただきます。  御指摘の部分につきましては、許認可が出てきたときに、いわゆる人口増に対する受け入れの問題だと思います。基本的には法令に整合しておれば、だめだというわけにはいかないというふうに思っております。そのために開発指導要綱等も定めておりまして、庁内では開発審査会というのをつくっております。その中には、当然そのような全庁的に関係の機関が入った形で協議するということになっておりますので、その辺で意見調整をして進めていくというふうなシステムになっておりますので、現実的な問題と許認可の中の現実的な施設の問題等を踏まえた中で意見をいただくという中で、開発審査会の中で対応していくという形で考えております。  以上です。 64 ◯堀口委員 最後に、意見だけ。  今の問題なんですけど、大変大きな問題なんですね。例えば開発申請が出てきた時点で、この地域をどこの校区に組み入れるのか。今、大きな問題になってるのは、大苗代の例の藤原紡績の跡ですね。これは一丘校区ということで指定をされた。今、教育問題審議会の中で、校区の見直しをやられてる。これらの連携が私は全然できてないのかなと思っております。特に13号線から上、これも校区の見直しをしようということになってますけども、新しい開発区域は信達小学校だと。当然あそこは東小学校に持っていってもおかしくない部分ですね。  その辺も学校の規模も考えて、その辺の連携は都市計画──私がいつも言うように、全体的なまちづくりの中で、あるいは学校の位置関係で、あるいは規模関係で適正配置、適正規模ということも考えた上で、都市計画、開発を許可していかなければいけないんじゃないのかなと。その辺の総合的な観点がないからこそ、あなた方は信達小学校にプレハブを建てなきゃいけない、あるいは樽井小学校が校舎が足らない、こういうことが起こってくるわけでしょう。  だから、その辺も教育委員会とあわせてやっていく必要があるのではないのか。いつまでたっても大きな学校はだんだん大きくなっていく、小さな学校は小さくなっていく。だから、総合的な線引きの見直しも含めて、まちづくりを考えていかなければいけないのではないのかな、このように思います。ひとつ意見として言っときます。 65 ◯松本委員 まず、187ページの農業公園の今後の運用について、16年度も1億9,000万程度つぎ込まれてるから、生かすことができるようなことが今後できるのかどうか。  それから、企業誘致促進奨励金を出した件数と金額。  それから、公園管理費について、この16年度、1,230万ほど出てるんですが、この辺苦情件数とかたくさん出てたと思うんで、ちょっと苦情件数なんかあれば、どういう苦情があったかなど聞かしてください。  それから、206ページの和泉砂川駅前地区の再開発事業ということで、再開発等推進業務委託料500万出てますから、何をしたのか。  それから、信達樽井線の建設費も用地買収やらいろいろ事業費が出てますけども、これであとどのくらいの事業が残った形になるのか。そして、17年度も入れて計算した中身の数字など示してください。  それから、住宅家賃の問題ですが、市営住宅の問題ですが、前畑市営住宅と宮本住宅、それから店舗ですね、これについて滞納があるわけですけども、委託料そのものの中に住宅家賃を集金に行く方もいると聞いてるんですが、その辺とのかかわり。  それから、店舗管理委託料、それから住宅内除草清掃委託料、それから駐車場管理業務委託料、これはどういうところに委託されたのか。委託の内容や仕事の内容ですね、そういうのも聞かしてほしいと思います。  それから、1つ聞きたいんですけど、予算のとこには市営住宅ふん害対策というて出ているんですが、決算ではその数字が示されてないから、これは前年度も含めてですけど、予算に出てて決算のところで、ふん害対策で出されたお金の額がそのまま消えてなくなってるんですよ。それで、これはどういうふうに考えたらいいんでしょうかね。  それから、排水管清掃委託料というのがありますね、この市営住宅の部分で。これもずっと昔は、排水管委託料というのはそんなにたくさんお金要ってなかったように思うんですよ。排水管清掃委託ですか、これはどこへ委託されてるのか。ずっと昔は、180万とかいうような数字じゃなくって、もっと少ない。11年度か10年度ぐらいは、三十五、六万とか、そんなような数字があったように思ったんで、その辺ちょっと聞かしてもらったら、ありがたいなあと思うんですけど。  それから、コミバスの件ですけども、利用者の人数ですね。どのくらいになってるのか、聞かしてください。  そのくらいです。 66 ◯竹田委員長 質問が多岐にわたってます。簡潔にお願いいたします。 67 ◯和田農林水産課長 187ページの農業公園について、今後の運用ということでおっしゃられまして、現在市が主体となってこの農業公園を管理していくという形で管理運営をやっておりますけれども、今後は民間活力の導入、例えば委託とか、それから指定管理者制度の導入、こういう形で検討できるものは考えていきたい。ただ、相手さんのあることなので、今すぐとかそういうことはちょっとできないかなと思いますが、その辺の調整をとりながら進めてまいりたいと考えております。 68 ◯木岡市民生活環境部次長地域振興課長 それでは、私の方から、企業誘致促進奨励金についての件数につきましては、6企業に奨励金を交付しております。  以上でございます。 69 ◯松本委員 6企業で額。奨励金の額。 70 ◯木岡市民生活環境部次長地域振興課長 これはトータルで…… 71 ◯松本委員 これに出てる額か。
    72 ◯木岡市民生活環境部次長地域振興課長 この額です。 73 ◯松本委員 はい、わかりました。ごめんなさい。 74 ◯平松都市計画課長 206ページの和泉砂川駅前地区再開発等調査費のうち、委託料についてお答えします。  これにつきましては、和泉砂川駅前の駅広の都市計画変更に伴う図書の作成の委託料になっております。 75 ◯土井都市整備部参事 207ページの信達樽井線について御質問ございましたが、17年度予算を含めて、どの程度使ったのかという御質問だったと思うんですが、信達樽井線は総額57億8,600万円というわけなんですけども、17年度、今年度の予算も含めますと、29億1,600万の支出となります。  ただ、東洋クロスにつきまして債務負担、契約を既に行っておりますから、それの18年、19年の2カ年の残が約11億9,500万。ですから、17年度末の支払いと今後支払いにつきましては、それを合わせますと、41億1,100万程度になります。  以上でございます。 76 ◯出口施設管理課長 それでは、私の方から、まず204ページの公園管理費の中で、公園の苦情につきまして御答弁申し上げます。  年間の苦情件数については、今この場で把握できておりませんが、どのような苦情が多いかということでございますが、最近一番目立ちますのは、植えた木が大きくなってきて植木の剪定をしたいとか、害虫の消毒をお願いしたい、あとはトイレを設置している公園につきましては、いたずら等で壊されてそれを直してほしいとか、遊具のふぐあい等が一番多い苦情でございます。  続きまして、208ページの住宅管理費の中の委託料でございますが、除草作業委託料につきましては、シルバー人材センターに委託しております。あと家賃と店舗管理、駐車場につきましては、NPOのワンピースの方に委託しております。  業務内容でございますが、家賃については家賃の徴収ということでございます。店舗につきましては、店舗使用料の徴収や水道料金の徴収、水道メーターの検針、その他店舗の入り口の施錠、清掃等の業務、それから日報といたしまして点検報告等をさしておるところでございます。駐車場につきましては、使用料の徴収、承認申請や継続申請、減免の変更・終了届等の窓口事務、あとは使用者の対応、駐車場の保全・巡回・清掃等の業務となっております。  それから、ふん害対策につきまして決算が出てこないんではないかという御指摘でございますが、ここ二、三年、予算は計上さしていただいておりますが、執行されておりませんので、決算では上がってきておりません。  それから、最後に、排水管の清掃委託が多額ではないかという御指摘でございますが、過去5年ぐらいは大体この金額で推移しております。過去に少なかったというのは、だんだん老朽化が進んできておりまして、排水管の目詰まりや、その辺の事故が多発しておりまして、件数がかなりふえたという内容でございます。  以上でございます。 77 ◯宮内環境整備課長 私の方から、コミュニティバスの利用者の人数ということでございます。平成16年度ですけれども、9万1,316人でございます。  以上です。 78 ◯松本委員 コミバスの利用状況は減少傾向なのか、増加傾向なのか、聞かしてください。それから今後の見通しですね、それも聞かしてください。  それから、公園管理費ですが、管理業務委託料というのは、きれいにしたり、いたずらされてないか点検したり、遊具の費用が要ったりとか、そういうものに要ってるのか、それとも草引きとか枝払い、そういうものにこの1,200万円は使われたのか。15年よりも百四、五十万ふえてるということは、それだけ仕事はよくしてくれたというふうに見たらいいんでしょうが、昨年11月にウオッチングということで私たちも各公園回りさしてもらったんですが、すごい荒れぐあいで大変だったんですよ。  今度あちこち回るよということで、苦情のある部分言ったりしたら、行ったときはきれいになってましたね、俵池公園。頑張ってくれていいんですけど、言われる前にやってほしいなと、そういうふうに思うんですよ。わずかな予算ですから、たった100万円ふえて、人件費、シルバーさんに委託したりするような費用として増額したんだとおっしゃっても、わずかこんだけぐらいですよ。特に自治会やら各区に委託されてる分もあるでしょうし、やっぱり自然は生き物ですから、それをきれいに管理しようと思えば、きちっとした公園という位置づけのもとに守っていこうと思えば、必ず毎度毎度お金をかけなくてはならないということだと思うんですよね。それをちゃんとやってもらわないと、たくさんの苦情が出てくるんですよ。  特に、見回らしてもらったときには、漁業組合の横にある、りんくうタウンのところのおトイレなんかもひどいことになってましたよ。  それから公園内の照明灯というのは、あれはいつも消しとくもんなんですかね。夜、私は真っ暗なときに行ってびっくりしましたけど、ついてるはずのものがついてない形で放置されてるというのは、俵池もそうでしたね。ついてなかったとこありましたね。あれは電気代を始末するのに、知って切ったんかな、そんなふうに見えざるを得なかったんですよ。何のために照明灯をつけてるのかわからない。必要でないんならば照明灯を取り払ったらいいわけですけど、しかし、こんもりと人の見えないようなところを明るくしとくことによって、冬場だから余り人は来ないかもしれないけど、夏場になるとたくさんの人が多分来るだろうし、今、子供さんの事件やら、いっぱいいろんな事件が発生してるときやから、そういうことは意識して、きちっと管理をするということでなければあかんと思うんで、わずかなお金を増額したらどんだけ市民の皆さんに喜んでもらえるような管理ができるか。  すべてのトイレのあるような公園は、トイレなんかは特に気分のいいようにしといてあげてほしい。そのためにお金をかけてあげてほしいんですよ。手洗いが割れたままほうっとくことのないように。いたずらをどうすればされないんかということ。荒れれば荒れるほど、いたずらの場所になりますからね。いつもきれいにしとくということは、みんなほんとに大切にすることにつながっていくと思うんですよ。そこのところ、やっぱり市民の意識を持ってもらう意味でも、お金をかけるべきやと思いますよ。  それから、せっかく和泉砂川駅前の都市計画決定の見直しの書面をつくったんですから、先ほど堀口委員の質問もありましたけれども、ほんとに荒れ放題になってるような元ライフの施設、ああいうものもだんだん目ざわりになってきましたね。住民から言わせると、表から見る感じでは、中では作業してはって借りてる人がいらっしゃるんでしょうが、外から見ると、ほんとに荒れている様子がそのものに見えてきますし、一日でも早く砂川駅前の駅広をつくるべきだと思うんですよ。先ほどおっしゃってたような時点で、この都市計画決定のし直し、道路のし直しと駅前広場、こういうものを含めての書面づくりをされたわけですから、今後きちっとやれるのかどうか、その辺もう一度示してください。  それから、信樽線の問題ですけど、どんどん、どんどん予算がふくらんで、最初示された額から借金として残っていく額というのは、ほんとに大変な事態になってるから、私は今の泉南市の財政状況からすれば、もう耐えれない。新たに借金を積み増しするようなこと、ほんとに絶対してはならんと思うんです。  しかし、それを途中で市長はストップせずにどんどん進めていかれるんですが、こういう大型公共事業と言われるようなものには遠慮なく市民の税金を使って、公園管理なんかにはお金を十分つけない。そのために荒れ放題の公園、特にわいわい村のとこでは仮設便所つけてくれと市民から要望があるんですよ。そんなんも含めて、もっと真剣に泉南市の財政状況を考えた上で対応していってほしいなと、そう思います。聞かしてくださいね、あとで御意見ね。  それから、駐車場管理委託、これは人件費なんですかね。人件費としてやられてるとしたら、何名分ですか。  それから、家賃の業務委託、それからシルバーさんの除草委託では、草刈りは市営住宅内の草刈りやから、そんなにたくさん草刈りがあるわけではないから、お金の額は少ないんですけどね。それから、店舗管理委託料も人件費なんですかね。その辺聞かしてくださいね。  家賃の方が滞納されてるという状況やから、集金人さんとのかかわりですね、どうなってるか。  それから、ふん害対策は執行してないとおっしゃるんやけど、せんでもいいんだったら、こういうのはきちっと消してしまったらどうですか。紛らわしいですわ、どうなってるのかってね。店舗管理委託料も人件費ですかね。その辺聞かしてください。  それから、もう1つ、事業費のところでは、住居表示はずっとこの間数年やってないわけですけど、住居表示はやっぱり何をおいてでも先にするべきじゃないか。ほんとに他市の人たちに、どないなってんねん、泉南市はと、こういうふうに言われますね。これは16年度も実施されなかった年として意見を述べたいんですが、聞かしてください。  それから、市営住宅は前畑と宮本だけではないですからね。長山住宅の方はどうされるんか、今後の対策を聞かしてほしいのと、低所得者の方たちも泉南市に多いですから、なぜ整備して、長山住宅の空き家を貸し出ししてくれへんのかと。そういうふうに苦情が聞かれるんで、その辺についても、あいてるところの整備を含めて聞かしてほしいと思います。  防犯灯の工事なんかも、防犯灯は何本やられたんか。それも前年度と今年度と比較して、どういう形になってるのか、聞かしてください。  それで結構です。 79 ◯宮内環境整備課長 私の方から、コミュニティバスの利用者の人数の推移という御質問がございました。  まず、年度で申し上げていきます。平成14年度が約8万7,600人です。15年度が9万2,100人、16年度は先ほど申し上げました9万1,300人というふうな推移になっております。17年度はまだ年度途中でございますけれども、平成17年4月から12月までで7万1,300人。これは16年が6万9,000人ですから、若干ふえてる。確かに利用者の方は少しの上下があると思いますが、私どもとすれば、若干増加してるんではないかなという判断をしてございます。  以上です。 80 ◯出口施設管理課長 住宅の管理業務委託料につきまして、15年度よりは若干増額をさしていただいております。年々開発等によりまして管理公園が増加してる中で、若干ですが、増額さしていただいて、主な使途としましては、自治会の管理委託と、通常のその他の公園の管理委託の二本柱で出していただいております。  公園の照明が時々ついてないんではないかということですが、担当課としましても、定期的に夜間のパトロールは実施しているところでございますが、何分道路の照明につきましては、切れたらすぐ電話が入るというふうな状況でございますが、公園についてはなかなかそれがないということで、若干調査漏れの部分もあるかと思いますんで、再度調査を徹底いたしたいと思います。  それから、住宅管理費の中で駐車場、家賃、店舗については人件費でございます。駐車場が2名、家賃と店舗が1人ずつでございます。  家賃の滞納についてのタイアップでございますが、集金人につきましても、滞納されてる方については分納誓約とか分納の形でやっていただいておりますが、その辺も市との連携をとりまして、市の職員も必要に応じて参加しているところでございます。  ふん害対策は消した方がということでございますが、これにつきましては、ここ数年、3年以上前によく苦情が絶えないドバト、ハトのふんの対策でございまして、一たん起こりますとかなりの金額が要ってくるというところで、予算としては確保をお願いしているところでございます。  長山住宅につきましては、さきのストック計画でもまだ今後の方針が明確となっておりません関係上、今後どうしていくのかというのはまだ保留の形になっておりますので、現在、補修をしてないというところでございます。  以上でございます。 81 ◯鳥井都市整備部参事 私の方から、197ページの道路維持費の工事請負費の中に書いてあります防犯灯工事費109万2,076円の件について、何本設置されてるかということで、これについては23本防犯灯が設置されております。  以上でございます。 82 ◯池上都市整備部次長併土地開発公社事務局長 砂川駅前の関係でございますが、さきの質問者にもございましたが、基本的には砂川樫井線の事業完了に合わせまして、進達樽井線との結節点の事業化がスムーズにできるように、都市計画決定並びに事業認可等をその間進めていきたいと思っております。具体には、平成21年度の事業化に向けて進めていくというふうに考えております。  それから次に、住居表示の関係でございますが、御指摘のように、雄信達地区の住居表示で事業がとまりまして、次、予定では信達地区に移るべくなっておったわけですが、いろんな諸般の事情から中断しておるわけでございます。基本的には、次に信達地区に移っていく事業になるのではないかというふうに認識しておりますが、財政事情等そろえば、そのような再開ということの中では、従来の計画どおり、順番的には次に信達地区に移っていくというふうな形で考えております。  それから、技術的にも隣接地ということになりますので、そういう形になるのかなということで、その場合は具体には、信達、牧野、市場、大苗代というふうな形で入っていくのかなというふうに思っております。  それから、信達樽井線の問題でございますが、これもいろいろ御指摘がございますが、事業認可を得まして事業化を進めている路線でございます。したがいまして、いろんな私権の制限をしている中で、反対に権利者にとりましては買い取り請求権があったりとか、そういうことでいわゆる事業の認可をとって粛々と進めている中で、一部供用区間につきましては、平成21年度の事業供用開始ということを目標に、着々と事業を進めておるということで認識をいたしております。  それと、もう1点、トイレの問題で、わいわい村の関係で御質問がございましたが、これは前回の機会にも松本委員から御質問、御指摘ございましたわけですけども、予算と管理上の問題もございまして、駐車場に直接なかなかとれるような状況の形にはなっておりません。それまでの間は、近接したところのわいわい村の中に立派なトイレがございますので、そこにあるということで看板等は上げて、向こうにありますよというような周知いうんですか、お知らせするような措置はしていきたいなというふうに思っております。  以上です。 83 ◯松本委員 ちょっとお答えいただいたもの以外の分で1つ大事なこと忘れてましたんで、指摘しときたいなと思うんです。  イオンが出店するときに地域の内陸部の業者の皆さんたちに何ができるんかということがすごく問題になって、190ページには、隣接地地元主導商業施設計画調査補助、市内商店の臨店巡回相談指導補助、高齢化社会出前宅配制度研究補助ということでお金がついてるんですけども、あと、出店後の影響調査も含めて、こういう形で泉南市がせっかく対策を講じて何ができたんか、16年度はどんな状況だったのか、こういうことがはっきりとして答えに出さねばあかんと思うんですよ。16年度の事業としてやられて、18年度に入ったこの時期に決算審査をやってるわけですから、その辺のところはぜひ聞かしていただきたいなと思います。  それから、農業公園も24億円つぎ込んで、ここに農業公園の最後の費用ですね。1億8,900万、1億9,000万ぐらいのお金をつぎ込んで最終になるんですかね、これが。実際、農業公園と信達樽井線、ほんとにこの2つの事業が泉南市の財政に大きく影響を与えて、例えば住居表示なんかもやろうと言うたけれども、やれないでストップしてる。それから、公園の管理にしても、十分なお金つけないから、放置されたままであったというようなこともはっきりと答えになって出てきましたし、市民の暮らしにほんとに身近なものにお金を使えないような状況というのが起こってきたというのは、やっぱり大型公共事業のせいやと思うんですよ。そうじゃないと、大事なことやと、基幹道路やからこれはしゃあないと、こういうふうにおっしゃるんですが、農業公園をこの前ヘリコプターで上を飛んで見せてもらったんですけど、一応区画を一定きれいにして見えたところ、それから何かほうられたまま、雑草のままで──雑草があったのかどうか、上やからちょっとわかりませんが、全く整備されてない部分と、一体あれは何やと聞いたんですよ、農業公園の担当の人に。あれは市民農園にする部分だったから、そこはやってないからああいう形で残ってるんやと、こういうふうにおっしゃいましたわ。  24億円も投資して、結局十分なことができなくて、その管理についても指定管理者でやろかと、こういうふうにおっしゃってるわけですよ。24億円生かせないで、チューリップとコスモスだけで──芋掘りもあったかしらね。そんな部分で日常的には市民が1人も行かないような農業公園──公園と名前つけてんねんから、公園ですよ。ほんとにむだ遣いをして、無用の長物になってしまった農業公園じゃないかなと、そういうふうに思います。  信達樽井線はほんとに借金をふやすばっかりで、先ほど土井さんに答えていただきましたけど、これからも多額の残事業が残ってるわけですが、ほんとにわずかな市民の暮らしを守る住居表示すらできない。ちょうど同じ時期ですよ、これ。住居表示もできなくなったのは、お金が足りなくなったのは、こういうむだなことにつぎ込まれてきたその同じ期間、私たちが求めてるものはストップされてしまった、こういう事態やと思うので、意見は言っときます。  それから、さっきのあれだけちょっと言うてくれますか。191ページの道の駅的施設の調査委託料も含めて、この4つがどういう形で市民に生かされるものになったのかどうか、その辺をお答えください。 84 ◯木岡市民生活環境部次長地域振興課長 それでは、私の方から、190ページの隣接地地元主導商業施設計画の調査補助金、これにつきましては今般のイオンりんくうの出店に伴いまして、地元商業者の影響ですね、そういうようなものを加味した中で、地元商業者に対しての商業経営セミナー等の講習会等を開催しております。  これにつきましては、平成17年の2月23日にセミナーということで17企業が参加していただいております。それと委員会の開催とかもろもろの開催をしまして、そういうような形で経営者に対するそういうセミナーを行っております。  もう1個が、前後しますけども、1月18日には2005年流通大革命が始まるということで、こういうような形で研修会も開催さしていただいております。  それと、まごころしょうたくん宅配制度につきましては、議会でも何回も答弁しておりますが、当初60事業所ぐらいの加入者で、顧客会員が約五百数十名だったように記憶しております。しかしながら、今現在は事業者数も80事業所で、顧客会員1,000人を超えております。そういうような形で徐々に浸透した中で、まごころ宅配制度も順調に機能してきてるのではなかろうかというふうに考えております。  また、臨店指導の補助金につきましては、これにつきましては当然商店とか商店街の経営改善を図るためのアドバイザーとして中小企業診断士を派遣いたしまして、経営戦略とか販売促進、事業転換等の相談を受けて、企業体質の強化を図るという意味でこういうような形で経営指導を行ってきております。診断件数につきましては、38事業所を対象に行っております。  それと、道の駅的補助金につきましては、道の駅的施設の運営形態とか事業経費もろもろのそういう調査表ですね。それをこしらえる費用ということで計上さしていただきました。  以上でございます。 85 ◯松本委員 わかりました。 86 ◯竹田委員長 以上で松本委員の質疑を終わります。  会議の途中ですが、午後1時15分まで休憩いたします。       午後0時10分 休憩       午後1時15分 再開 87 ◯竹田委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 88 ◯島原委員 183ページでございますが、農林水産の関係で47万3,000円と出たのが47万1,000円になってるんですが、この農林水産費の関係について、どのような形でどのような事業を行っているのか、御説明をいただきたいと思います。  それから、1つは政策的な面で、この決算書の中にも水田農業対策ということで不用額も出てるんですが、この水田というような意味は、田んぼのこと、稲作の関係の関係ではないかなと思うんですが、この内容についてお伺いをいたしたいと思います。  泉南市の農業政策そのものは、一質でも申し上げましたように、もう1つきちっとした──今いろいろ社会的に言われております農業の後継者がないと、どういうふうな形でこれから育成していくかというのは、国の課題でもあるわけですけれども、もう1つ目に見えるような政策的な行政指導がないというふうに思うんですが、どのように考えておられるのか。  いわゆる農業で飯が食えるような政策的な課題、問題がないから、農業を引き継いで、その農業の発展のために寄与するという意思や能力というものはかなり低下しているのではないかと思うんですが、これらの育成のあり方について御答弁をいただきたい。  それから、186ページの農業公園の問題でありますけれども、その中に管理委託業務ということで予算が402万8,000円ほど出てるんですが、これは将来的な形で継続された事業だと思うんですが、主にどういうふうなことをやられてるのか、御説明をいただきたい。  それから、188ページの中に水産関係の費用が若干載ってるわけでありますが、これも泉南市に樽井漁港と岡田漁港と2つあるわけでありますけれども、港湾施設という関係もありますから、直接的な行政指導なり施策というものは行われてないと思うんですけれども、将来、泉南市の水産関係ですか、漁業者に対する施策としてはどういうようなものを考えておられるのか、現実にどのようにやられているのか、御答弁いただきたい。  それから、商工関係の決算につきましても、マップの予算が載ってるわけでありますけれども、余り具体的に利用されてないというふうなこともありますけれども、将来泉南市の商業、商店街の対策というものはどのように考えておられるのか、お答えをいただきたいと思います。これは191ページにも泉南市の補助金が載っておりますけれども、どのような形で運営されてるのか、お答えをいただきたい。  消防で1つお尋ねしたいのは、関西空港の関係です。この前も署長の御配慮で空港本島の施設を見学してまいりましたんですけども、もう少し具体的に、この予算の中に1億何ぼ入ってるわけですが、これ、従来と同じような形で補助金なり何々が出てると思うんですが、もう少し詳しく御答弁をいただきたいなというふうに思います。  以上です。 89 ◯和田農林水産課長 まず、水田農業経営確立対策ということで、実際何をやっているのかということでございますけれども、俗に言う今までの転作、今の米の生産調整の形なんですけれども、大阪府内、泉南市も含めて一定の目標数値を定めまして、その枠内で生産しようと。そうすれば、農地の方で今までで言う転作、ほかの作物をつくらなければならない、つくってみようという方々に対して、それぞれその作物に対して補助金を出しているという形で、転作の作業をしているところでございます。新しい農業者とか育成とかいう形で、政府の方も育成対策ということで取り組んでおりまして、泉南市もその方針に従ってやっていきたいと考えております。  それから、農業公園の管理委託でございますけれども、現在チューリップとコスモスと、メーンとしましては年に2つやっておりますけれども、それぞれの耕作、それから肥料をやる施肥ですね。それから、日常の維持管理、雑草の除草等の作業、それからトイレ等いろんな施設の清掃等やっているところでございます。  それから、水産の振興でございますけれども、おっしゃられましたとおり、岡田漁港と、それから樽井漁港と。樽井漁港につきましては泉南市の管理になっておりまして、航行標識灯等の維持管理ということで、航行の安全を図るように施設の維持管理をやっております。また、それぞれの漁港について清掃業務等に努めまして、美化に努めているところでございます。  以上です。 90 ◯木岡市民生活環境部次長地域振興課長 それでは、私の方からガイドマップの御質問だったと思いますが、それについて御答弁申し上げます。  まず、1点目のガイドマップにつきましては、本市におきましては、サザンビーチを中心とした海の手、山の手とかいろいろ観光資源を内外の人々に紹介する、PRすることができるこういうふうな観光ガイドマップを作成することによりまして、多くの人々が自然の残る本市の山の手、海の手の地域において関心を呼び起こし、その地域づくりや交流に役立てることを目的といたしまして、観光PRのためのガイドマップを作成しているところでございまして、これにつきまして引き続きいろいろな催し物があるたびにこういうふうな観光ガイドマップをもちまして、泉南市以外の他市の方にも多く来ていただくという観点から、こういうふうな形でPR活動に努めているところでございます。  また、次に商業者対策についてはどうかということでありますが、近年のモータリゼーションの進展とか消費者ニーズの多様化によりまして、地域間競争等により商店街は、本市も例外ではありませんが、ますます厳しい環境下に置かれているところでございます。  このような厳しい状況にある商店街をいかに活性化するかということで、市といたしましても、ハード面、ソフト面から支援する重要な施策といたしまして、一昨年度から商工会とも協力いたしまして、今回出前宅配制度まごころしょうたくんを発足させたところでございます。それによりまして、1つの商店街の活性化に寄与していけるものというふうに考えているところでございます。  また、商工業における競争力強化推進事業の一環であります繁盛店づくりでの売り上げアップという形でも目標に掲げまして、今回1店逸品の商品の開発研究に取り組んで、昨日も1店逸品のこういう商品につきまして催し物をやったところでございます。  そういうふうな形で、我々も市としていかに商工業者に対して援助できるか、また協力体制をもってこれらの事業に取り組んでいくかということで、村おこしの事業と地域活性化事業に、商工業者みずからの発案も考慮した中で、これからも我々市として協力体制のもと、これらの事業を推進し、本市も支援していきたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 91 ◯山内消防本部総務課長 私の方から、関西空港に係る2市1町の委託分を御説明さしていただきます。  まず初めに、空港分署の配置人員でありますが、3市で42名となっております。それの3分の1、14人分を泉南市が委託を行っております。それに基づきまして、関西空港分署建設に要した起債償還等の経費でございますが、これにつきましても6,109万7,000円の3分の1、2,036万5,000円でございます。  空港分署に配置しております車両、機械等の購入維持管理費及び起債等に関した費用でございますが、3,083万7,000円掛ける負担率の7%で215万8,000円、合計243万9,100円でございます。  その他としまして、空港分署以外の諸々の委託事務に必要な物件費でございますが、負担率が7%となっておりまして、合計91万7,500円が泉南市の分となっております。  泉南市が泉佐野市消防本部に委託しております空港分署につきましては、人件費、車両、機械器具の維持管理及び建物を建設しました起債償還等になっておりますので、よろしくお願いします。 92 ◯竹田委員長 農業政策の中での後継者の育成のあり方、またその課題等の質問もございましたが、お答えいただける範囲でお願いします。 93 ◯和田農林水産課長 農業育成者の一定の耕作規模もありますけれども、その方々について補助を出していこうという形の国策の制度がございます。この生産調整の事業と絡めながら育成していこうという方策がございまして、19年度から実施していく形になっておりまして、水田の転作については、JAとかそういう民間の機関へ、現在行政が携わってやっておるんですけれども、移管していくという形に進んでおりまして、育成につきましては、そういうふうな形の中で米作とか、それからそれにかわる若手というんか、農業の育成者の経営基盤安定の国策がございまして、それに基づいて泉南市行政も指導していきたいと考えております。 94 ◯島原委員 これは決算ですから、予算でないので多くを語りませんけれども、私も長い間議員をさしていただいて、予算、決算を見てきてるわけですが、1つは本市の場合は、今申し上げましたような農業政策、こうした基本理念というものが全然ないのではないか。何となく行政の方で手当てをしてるだけと。したがって、その基本認識を全然持ってないのではないかなというふうな気がします。  この農業というのは、御存じのように人間が生きる以上は、食という問題が極めて重要なかかわり合いがあるわけでして、泉南市もやはり聞くところによりますと、だんだん農業を引き継いでいくという後継者が減少しつつあると。それはなぜか。農業しても食っていけないという環境にあるのではないかという気もします。  じゃ、それなら食えるような農業をどうしたらいいか、あるいは後継者をどう育成したらいいかということの哲学も余り持っていないようであります。農業委員会に私は3回か4回か議会の代表として送っていただきましたんですが、ほとんどその中身を拝見しますと、始末書の何か書類を出したとか、あそこを駐車場にするためにこうしましたとか、そういうのがほとんどなんですよね。この前も何か松阪牛の100グラム5,000円か1万円の肉をおまえよう食わんのかいみたいなことを言って、議論がそこの廊下でなされておりました。
     そのことも大事ですけれども、もっとやっぱり信念を持って、農業というものはだれのためにやるのか、したがって泉南市でどうするのかと、リーダーはそういう具体的な内容を示さないと、私は何ぼ立派な農業公園をつくっても継続性がない、若者は育っていかない、こういうことになるのではないかなと思います。それは総括で市長にも聞きますけれども、私はそう思うんです。何か見解があれば述べていただきたい。  と同時に、漁業についてもそうなんですよね。これは先ほど申し上げましたように港湾関係の監理も一部あるわけですから、無理な点もありますけれども、漁業にしたって後継者が少なくなっている。これは捕る漁業からつくる漁業、すなわち養殖とかそんな状況に変わっていってるという変化もありましょうけれども、もっと岡田旧港の改修工事、これなんかもそのままでいまだにまだ海の底からガスの泡が出てくるというような状況です。これは国の管理か大阪府の管理かは別にいたしましても、そういうとこに1つの行政の視点というものを、本当に漁業が大事だという視点をやっぱり行政の中で検討すべきではないかなというふうに思います。  それと、もう1つ、都市計画の関係でございますけれども、これも私は向井市長に総括で聞こうと思ってるんですけども、この決算書を見ましても、都市計画税そのものをとっておきながら、泉南市の中にはJR2駅、それから南海の私鉄が2駅あるわけでありますが、特に本腰を入れて駅前周辺の整備、一時砂川駅前は平島さん時代に500億を投資して立派な開発をするという絵は見ておりますけれども、これもストップ。  特に、岡田の駅なんかは、徳川時代からずっとつくった駅舎そのままなんで、ほとんど調査費も入れて内容の分析もしてない。検討中だという答弁を岡田の駅の場合もしてくれるんですけれども、私はこんなこと言うたら怒られるかわからへんですが、もう岡田の駅というのは、あそこは一方通行ですし、あの周辺にまたマンションができてきましたから、100%改札というのは恐らく不可能だと思うんですよね。  それで、吉見の駅も一方通行のとこが多い。吉見の駅と岡田の駅を統合して新駅を例えば樫井川の方につくるとか、両方一定の協力しながら、南海とも協力しながら、そういうふうな構想を立てないと、今申し上げましたように特に西信の岡田駅なんかは、ほとんど昔の状態と変わらない。しかも、駅前は一方通行、こういうまだ現状のままでありますし、それから新家駅前にしても、皆さん議会のたびに言ってるんですが、あそこを何とかしてあげないと、信達市場線の方に道ができるわけでありますが、それがついたとしても、山間部で開発された方は、非常に交差点のところで難儀をしとるという事実があるわけでして、私は何よりもかによりも、やはりそういうところに1つの視点を当てて、道路をつくるのも大事ですけれども、もっともっと私は現実に見合った行政をするべきではないかなというふうに思います。  市長がおりませんから助役の方で、どのような考え方を持っておるのか。ここにも幸いなことに2名の市長候補を抱えて選出するようになっておりますから、いろんな所見は聞けると思いますけれども、現実の現在の市長としてのこの現駅に対する──樽井駅にしても、ほうりたくったままみたいになってます。助役に東洋クロスの先ほど質問に出ておりましたように、古い方がさらに新しくなっていくというふうな、そういう矛盾ですか、1つの目に見えにくい、市民には理解しにくいような形で進められてるのではないかなと思うんですが、そこら辺どう考えてるのか、お答えをいただきたい。  もうついでに聞きますが、それと191ページの関係でございますけれども、商工費の関係の中にあります労働対策費の関係ですが、これは旧態依然とした補助を出してるようでありますけれども、これは労働者の研修費とか雇用のあり方に対する委託料とか、いろいろ自治体労働者に対する補助金とかいうのが書かれてるわけですけれども、これはもっと具体的にどんなことに使われてるのか、お答えをいただきたいというふうに思います。  恐らく既存の労働団体に対する補助金だと思うんですけれども、雇用創出のための取り扱いなんかどういう窓口を持ってどのように市民にアピールしてるのか、ぜひお答えをいただきたいというふうに思います。  以上です。 95 ◯中谷助役 島原委員さんからの再度の御質問でございますが、先ほど言われました農業関係でございますが、確かに後継者がだんだんなくなってきているというのも事実でございます。先ほど担当課長からもお答えしましたように、国の方もそういう政策を今後展開していくということでございますんで、採算を合わそうと思えば、規模を少し大きくしなければやはり採算は合わないということで、そういう施策については、この施策を取り入れた中、農業者に対しての指導等も行ってまいらなければならないというふうに考えております。  本市も泉南地域でミズナスとかフキとかいろんな産物もございます。花卉もございますので、その辺も地産地消を含めて農業委員会とも連携をとって、今後ともその辺の販売ルート等も含めて研究をしていかなければならないというふうに考えておるところでございます。  それと、駅前整備についても御指摘をいただいたわけでございますが、もともと樽井、砂川については駅前再開発という方針で進んでまいっておりましたけども、時代の流れということで、採算が合わないということで、駅前広場だけということで進んでまいりました。  樽井につきましては、暫定利用でございますけれども、駅前広場も山側は完成をいたしております。りんくうタウンに抜ける形をどうするのかという課題はまだ残っておりますけれども、これは今後とも検討はしていかなければならない問題だというふうに思います。  それと、砂川につきましても、再開発から駅前広場への整備ということで、先ほど来から御説明さしていただいておりますように、今年度は駅前広場の都市計画決定に向けて作業を進めております。それが終わりますと、平成21年あたりから具体的な事業に入っていけるんではないかなというふうに考えておるところでございまして、そうなりますと、砂川樫井線から信達樽井線まで道路が一本につながって、交通混雑の解消にもなるんではないかというふうに考えております。  それと、新家駅につきましては、もともと駅の上にありました広場が非常に狭かったので、地区計画を決定した中で、駅前広場だけは完成をいたしましたけれども、まだ駅の南側の踏切については、府道でございますが、交通混雑をいたしておるのは事実でございます。  これについては、現在行っております市場岡田線の一部供用である程度は緩和されるんではないかというふうに考えておりますが、最終的にはすべてが解消するわけではないので、これについては歩道等の管理者とも今後とも十分協議をしていかなければならないというふうに考えております。  それと、岡田浦駅につきましても御指摘をいただいたわけでございますが、現実として進入道路も非常に狭いということの中で、手つかずの状態でございますが、我々としても課題としては十分認識をさしていただいておりますし、先ほど島原委員の方からも、吉見の駅と合体したらいいんではないかという御意見もいただきましたけれども、そうなるにはかなり長期にかかるというふうに思いますが、まず駅前の道路整備等を含めて検討していかなければならないというふうに考えておるところでございますので、よろしくお願いしたいと思います。 96 ◯木岡市民生活環境部次長地域振興課長 それでは、私の方から雇用対策の関係で御答弁申し上げます。  まず、労働相談につきましては、これにつきましては毎月第2木曜日、毎月1回ですけども、大阪府の社会保険労務士会によって保険労務士を派遣してもらっております。そこにおきまして、いろいろな労働相談の相談事を受け付けているところでございます。  それと、労働教育対策費でございますが、これにつきましては、各労働団体に対しまして補助金交付を行っております。これらの事業目的におきましては、働く者のゆとり、豊かさを求めて、組合員の地位向上と生活の安定、行政の活性化を図るという目的において、これらの事業を実施しているところでございます。  また、阪南自治体の労働行政につきましては、これにつきましては協議会を設置いたしておりまして、構成自治体の交流を進めながら労働行政の充実を図るとともに、阪南地域における勤労者の社会的地位の向上を図ることを目的として、この協議会をこしらえております。  事業の内容といたしましては、労働行政に関する情報交換及び交流、研修会、先進自治体の視察などの事業を行っております。また、共同での教育・啓発事業及び共同調査事業なども行っております。  それと、もう1つ、その他協議会の目的達成に必要な事業という形で、これらにつきましては、阪南自治体の労働行政担当課をもって組織構成いたし、その都度会議を持って取り組んでいるところでございます。  それと、雇用対策につきましては、商工会と合同事業におきまして、就職面談会等を実施いたしておるところでございます。これにつきましても、これから毎年そういうふうな雇用対策という形の中で、本市だけではなしに近隣市町村と共同で就職面談会の実施に努めていきたいと、かように思っております。ちなみに、昨年度あいぴあの方で実施さしていただきましたところ、125名の方が就職面談会に来られております。  来年度につきましては、阪南市さんもことしの先々週だったと思うんですけども、そのときに開催しております。これを各市、各市じゃなしに、合同でまたこういうふうな形の合同面接会を阪南市さんと組んでやっていきたいと、かように思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。  以上です。 97 ◯竹田委員長 島原委員、まとめてください。 98 ◯島原委員 都市計画の公正なこの事業に対する説明、若干助役の方からありましたけれども、今、御承知のように格差社会というのが小泉政権の中でいろいろ議論をなされているようです。私は、細かくいえば、この地方自治体においても、富める地域の、いわゆる財産を持っている地域の方々と、例えば西信やその他財産区を持たない地域におられる住民、新住民、旧住民含めてですけれども、いろいろな行政上の格差が個人生活ではなしに出てきてるのではないか。大きくいえば、1つの差別がだんだん大きくなっているのではないかなと思います。  それは例えば、西信の公園にいたしましても、人口7,000人から西信達全体でおるんですけれども、大阪府のつくったあの海岸の公園しかない。あそこに逃げるといったって、災害の場合はあそこに行くまで、漁業組合の港の前で皆死んでまうと、こういうなかなか命を救えるような道路もありませんから、海の中に落ちるしかしゃあない、地震なんかの場合は。だから、そういう細かい政策を、やっぱり行政というものは全体的に目配りするということが大事じゃないですか。  それと、大阪府の関係でもたくさん問題があるわけですけれども、樫井の河川敷の問題、においの問題もあるわけですが、ひとつ太田知事にも一回僕も会うたら言おうと思ってるんですけれども、相撲をとるときにお相撲さんに賞品渡すのに土俵に乗せろというようなこと、しょうもないことをごじゃごじゃ言う暇があったら、オークワの前のあれ何橋か、僕の下のとこは江永橋というてわかってるんですが、オークワの方の買い物に入るゴルフ場のとこからあそこに大きな橋ができてるわけです、ホテルの横までですね。  一回現場を歩いてみてほしいんですが、あの橋の手すりのとこなんかは、赤さびで腐食してしまって手でさわれないんですよ。ぼろぼろと落ちちゃあるんです、さわったら、塗ってるペンキみたいなものが全部はがれて。何億もかからないと思うんですが、そういう簡単な環境整備、私はそういう目配りも必要ではないかなというふうにも思います。  ですから、樫井川の改修についても、再三皆さんおっしゃっておりますし、いまだに何一つ変えようとしない。ですから、いずれにしても、4駅の駅前の事業もほとんどもうさわってないような、凍結したような状態でしょう。これでは泉南市の発展というのは、私は前から言ってるように、どこの町、市を見ましても、駅前が整備されて初めて人口の流通、あるいは車の往来というものができるわけでありますから、まずは考えなきゃいかんのは4駅についてどうするか。  特に、新家駅前なんかは、朝晩のラッシュ時期には非常に停滞をしてると、混乱を招いてるという事実がわかってるわけですから、私は何をさておいてでも国鉄と話し合いをし、あるいは南海と話し合いをして、これは改善に努めてほしいなという、そんな思いを持っています。  きょうは、ここのとこは決算ですから余り言いませんけれども、私はそういう何回も同じことを40年も30年も言い続けてきて、いまだにできてないなというふうに思います。  こんなことを言って失礼ですが、泉南市の北野の10の1の2番地に1メーター20センチの市道を、その近くの人から頼まれて、島原さん、うちの家の中に水が入ってきてしゃあない、これ何とかしてやと、6年も7年も前に頼まれてやっと去年の年末にでき上がった。1メートル20センチというものの舗装ができたということですから、まだまだ泉南市域の中にもたくさんそういうふうなところがございます。  区長会に頼めばすっとできるけども、議員に頼んだって何一つやってくれへんみたいな感じになってるみたいですが、そういうことのないように、私はやっぱりお互いに真剣に物を言い合って議論をしてるわけですから、できないものはできないと言ってもらったら一番いいんですけれども、何か言うと予算がないと、二言目にはもう予算が余りおまへんねやと、こういうことになっとるようですけれども、そんなんだったら税金を取りにきて金がないと言って通るかどうかですよ。だから、納税をしてる以上は、やっぱり適正にそれを評価して、公正な行き渡った行政をするべきではないかなというふうに私は思います。  市長の任期はあと2カ月ほどしかありませんので、残ってる皆さんに言ってもしゃあないかもわかりませんけども、ぜひひとつ今後のあり方として、泉南市の反省点として、やっぱり不要不急のことについては、より積極的に改善、解消をしていくんだということをやっていただきたいと思います。これは意見にかえておきます。  それと、消防局にはヘリコプターに乗してもろうてありがとうございました。生まれて2回ヘリコプターに乗りましたけれども、それはそれで私たちはありがたいことだなと思うんですが、問題は、関西空港に負担金を出しておる1億数千万円のお金の中身をどうこう、こうこう言うことではありませんけれども、負担と給付の関係で、負担だけをして例えば泉佐野市の方に全部一任をするというふうなことをやられてると思うんですが、空港本島の中には、確認をしますけども、うちの消防職員さんは1人もいてないと、私はそういう判断をするわけでありますけれども、お金だけ出してそういう人的な配慮はされていないのかどうか、このことについてお伺いをしたい。これが1点です。  もう1点は、労働問題に対する補助金の問題、雇用に関する支払いの問題ですけれども、泉南市もたくさんのニート族、フリーター族という者はおると思うんですけれども、そういうような人たちに対する状況認識は、本市としてはなされてるのかどうか、お答えを願いたい。これが1点です。  もう1つは、労働団体等に対する補助金の関係でありますが、私はずうっと予算、決算を見ますと、ほとんど昔から余り負担がふえたとか減ったとかいうふうな金額には関係なくついているんですが、我々は20年前、30年前、労働組合の労働活動の中に加わったときは、もちろん泉南市には繊維産業がたくさんありまして、7,000人、8,000人という時代がありました。  そのときの労働組合団体に対する市の補助金と今日出されてる補助金との関係は、人数的にいって随分と減ってるなと思いますよ。例えば、労働組合としてあるのは、もう5本の指に入るぐらいじゃないですか。東洋クロスというのは、これは中立ですから連合にも同盟にも入ってない、総評にも入ってない、昔の。あと、残ってるのはバンドー化学とか、泉南の市職の労働組合とか、聖天紡もつぶれてない、東洋紡績もつぶれてない、日本化学もない。ほとんどこれという会社は労働組合がないわけでありますが、どういう認識でこのような労対費を出されてるのか。私は、現実に即した補助金を出すべきではないかなというふうに思うんですが、減したり足したり、その年度によってどのような対価を払ってるのかわかりませんけれども、もっと実態をよく把握した中で補助金というものは──そら労働団体に限らずいろんな形の団体に対しては、事業の内容、実態を調査して補助をするべきではないかなと思います。  それから、地方自治体の研修の補助とか書いてるんですが、これはもちろん一般の労働者は関係ないと思うんですが、これに対する手当はどのような基準で阪南地域の自治労働団体に出されてるのか、どのようなものに使われてるのか、ちょっとわかりませんけれども、お答えをいただきたい。  以上です。 99 ◯西川消防長 島原委員さんの再度の質問でございます。委託料の問題でございますけども、これにつきましては、泉南市・泉佐野市関西国際空港本島の消防事務の委託に関する規約等で、本島の消防事務でございますけども、管理及び執行は泉佐野に委託するという本条がございます。第1条でうたわれております。  そういうことで、泉佐野が全面的に運営しまして、泉南市につきましては委託料を支払うというところでございます。これにつきましては、消防職員につきましては、泉佐野の雇用者が採用されて、そちらの方に採用されてるというとこでございます。  ちなみに、総務課長が申しましたとおり、泉佐野のあの空港本島でございますけども、職員が42名配属されております。その他職員といたしまして、事務の委託に関する庶務職員並びに指令台の運営に当たる1名という合計17名の人件費を払ってるとこでございます。  空港本島のもろもろにつきましては、田尻町、泉佐野、泉南の3分の1ということでございまして、支援基地の者につきましては、りんくう消防署に配置している一部の車両等々につきましては、空港本島の滞留人口を3分の1にしまして、総人口で割りまして0.07、7%の負担率ということでお支払いしているとこでございます。  以上でございます。 100 ◯木岡市民生活環境部次長地域振興課長 それでは、再度の質問に御答弁申し上げます。  当然、現在ニートとかフリーターという形の中で、働く意欲がありながら働かないとか、また学校も行かず仕事もせずというふうないろいろな形でニートと呼ばれるようになって、近年そういうふうな形でどんどん若者がふえてきてるというのは、本市においても認識しているところでございます。  これらにつきましては、当然大阪府におきましてもニート対策、フリーター対策という形の中で、職業訓練とか職業相談、そういうふうな形のものを実施してきております。それらについては、我々もパンフレット等によりまして、職業訓練、職業のそういう面接の受け方とか、そういうふうな形の講習会等も実施してるものにつきましては、地域振興課におきましても、パンフレット等とかあるいは広報等によりまして、啓発活動を行っているところでございます。  先ほども申しましたが、先般も実施しました雇用に対する集団面接会、その場所におきましても、ニート対策とかフリーター対策という一環の中で、適正診断とか面接の受け方とか、そういうふうな項目の場も設けて実施してきたところでございます。これからもそういうふうな形で、ニート対策、フリーター対策についても積極的にやっていきたいというふうに考えております。  また、労働団体に対する補助金につきまして、実態把握とか、あるいはどういうふうに認識して補助金を出してるんかということでありますが、当然我々といたしましても、労働団体に対しまして福利厚生とか、そういうふうないろいろな形の中で施策的にやっていただくという形の中において、交流とか研修会、各種イベント等を通じて、これらの研修費用なりをもって補助金を充てているという形の中で、これらについての実態把握には努めておりますが、さらに委員御指摘のものについて、これからも精査した中できちっとやっていく補助金体制という形をつくっていきたいと、かように思っておりますので、よろしく御理解のほどお願い申し上げます。  以上でございます。 101 ◯島原委員 私の聞きたいのは、1つは消防署の職員が1億数千万円の負担金、補助金の委託料を出して、ただの1人も例えば空港本島の中の消防職員に加わっていない。前から私はそういう認識をしてるわけですけれども──と思うんですよ。  したがって、これからは国際空港の中における作業というのも、一般の消防業務とは、救急業務とは違った、異なった時代が必ず到来すると思うんですよね。そういった意味では、私は、負担をしてる以上は何人かの泉南市の市民から消防署に勤めるような施策を持つべきではないかなというふうに思っております。  したがって、現実をどうこうせえということではないですけれども、将来的にはやはり泉南市の市民も空港島の業務に、消防業務にかかわれるような対応をするのが私は当然ではないかなというふうに思います。ただ、ここでいや行ってますよというんでしたら、何人行ってるのかを含めて簡単な御答弁をいただきたい。これが1点です。  もう1つは、ここに自治体労働者の御答弁をいただいたようですけども、研修とか何とか、阪南自治体労働者と書いてるんですが、これは自治体の場合は、市職員の場合は、泉佐野は泉佐野市職員労働組合の中で、泉南は泉南市の職員労働組合の中で、いろいろ大阪市の厚遇問題で書かれておる中での改善を図っておるわけですから、阪南をそっくり含めて泉南市がその負担金を出す必要もないのではないか。  それは労働組合固有の、労働法に決められた労働団体の研修をすることは自由ですけれども、泉南市からわざわざ例えば堺市の職員労働組合の負担をすることは、私はどうかなというふうに思いますよ。  その自治体の中で職員厚生会の経費とか、あるいは職員自体の研修費とか、それは当然その中でされてるわけでありますから、そこらあたりの状況というものをきちっと精査しないと、厚遇問題と同じような見分け方というものをされるのではないかなというふうに思います。そのことについて何かあれば御答弁いただきたい。  以上です。 102 ◯西川消防長 私の方から関西国際空港本島における消防業務、泉佐野に委託している件でございますけども、この部分につきましては、2市1町の消防連絡会、幹事会、連絡会等々がございます。その席におきまして泉佐野消防に申し入れまして、人事交流等々でそちらの関空の消防署の方に派遣できるかできないか検討いたしまして、今後の課題といたしたいと思いますので、どうか御理解のほどよろしくお願いしたいと思います。  以上でございます。 103 ◯木岡市民生活環境部次長地域振興課長 阪南自治体の御質問について御答弁申し上げます。  これにつきましては、今のところ大阪府下43市町村ある中で、実質負担割合、市では8市、それと町では4町という形の中で構成をやっておりまして、これらについても当然各市町さんにおきましては、財政厳しい中で考えていかなければならない問題かなというふうに考えております。  本市におきましても、厳しい財政の中でこれからこれについても精査していかなければならないかなというふうに考えておりますので、その点御理解のほどよろしくお願い申し上げます。  以上です。 104 ◯島原委員 結構です。 105 ◯竹田委員長 以上で農林水産業費、土木費、商工費、消防費についての質疑を終結いたします。 (農林水産業費、土木費、商工費、消防費の審査  終了) ────────────────────── 106 ◯竹田委員長 暫時休憩します。       午後2時 6分 休憩       午後2時15分 再開        ◎ 教育費 107 ◯竹田委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより教育費に入ります。 108 ◯大森委員 226ページの学校給食センターにかかわることなんですけども、中学校のスクールランチ、給食、これが今できてないのは岸和田と泉南市だけと。できたからええわというもんではもちろんないとは思うんですね。食育の問題とか、学校施設の食堂の問題とか、それから先生方の教育の時間の問題とかあると思うんですけども、中学校の給食に対する泉南市の考え方についてお答えください。  それから、240ページの留守家庭のことですけども、ここも貝塚が7時まで延長されまして、泉南市と泉佐野市を除いて──泉南市と泉佐野市は5時で終わりですかね、時間がね。他市ではもう7時というふうになってます。ここももちろん迎えに行ったり、今の安全対策の問題がありますけども、どのようにお考えになっておられるのか。  これも少子化対策として、女性の方の社会進出の状況を考えると、遅くなることをそんなに推薦するわけにはいきませんけど、労働時間が長いということには余り賛成はできませんけども、実態に見合った形に変えていくというのは大事なことではないかと思うので、その点についてお答えください。  それから、241ページの青少年の森の運営状況ですけども、ここは議会でも幾つか指摘されてますけども、せっかくつくった施設が使われないということで、もったいないということもあるし、もっと利用したいのに使えないという不満、それから聞くところによると、一部の、訂正されましたけども、市長にかかわりのあるような関係では、いろいろな条件もあったんでしょうけども、貸していただけるようなことがあるとか、青少年の森は本当にもっと使いやすくできるような方法を考えてないのか。考えていただきたいんですけども、その点についてお答え願いたいと思います。  それと、220ページの街頭犯罪抑止事業委託料がありますけども、安全対策についてはこれ以外の項目もあるんでしょうけども、本当に今御父兄の皆さんが一番心配されていることなんで、特に今言われてるのは、子供の目で見た安全マップづくりとかいうのが進められていると思いますけども、そのようなことを考えておられるのかどうか、お答え願いたいと思います。  それと、239ページ、240ページにわたります青少年センターのことなんですけども、いろいろ資料をとって聞きましたところ、報償費については、例えば中学生学習相談ということで58万8,000円の講師謝礼が払われて、こういう事業が行われてるんですけども、一生懸命やられてるとは思うんですけども、今やっぱり教育問題については、学力の低下の問題とかいうのが心配されてる中で、どういう授業がされてるんかといろいろ聞くと、英数を大学生の方が教えているということなんですけども、1年生12人、2年生3人、3年生4人ということで、塾みたいなとこですかと聞くと、いや塾ではありませんと。もちろんそうですね。塾ではないということで、では具体的に学習相談はどういう中身に乗っておられるんですかというと、これも特別それというもんもないようですね。  それで、雑談なんかもしていますと。もちろん雑談もありでしょうけども、週2回、1時間半、今言うたように本当に学力低下が心配されて、各地で不登校とかいう問題もあると思うんですけども、そういう対策に見合うもんになってるのかどうか、その点についてちょっとお聞かせ願いたいというふうに思います。  それから、249ページの埋文センターですけども、今自主的ないろんな催しも盛んに行われているんでしょうかね。ただ、埋蔵文化財センターは埋蔵文化物を保管したり展示するだけはなくて、新家の駅から山田家とか、それから海会寺の公園とか、埋文センターを通って熊野古道とかに通じてのそういう観光施設というか、歴史を生かしたようなまちづくりの一環としても運営できないかと思うんですけども、その点についてどのようにお考えか、お答えください。  以上です。 109 ◯竹田委員長 答弁を求めます。 110 ◯飯田教育指導部長 私の方から、岸和田以南で中学校のスクールランチにつきまして、実施していない市が泉南市等を含めてわずかであるという御指摘がございました。  スクールランチにつきましては、近隣の市では泉佐野市等が実施しています。泉佐野市等に調査さしていただいてるんですけども、実態としては本当に10%を大きく割っているような実施率であると聞いております。これは、朝子供たちに希望を聞きまして、そして注文するかしないかということで、注文した生徒がそれを利用するという形になっております。そして、また補助金も一定の額が市の方から出ていると、このように聞いております。  そういった実態もありますので、さらにこういった状況を調査しまして、スクールランチのメリット、デメリット等を十分研究してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 111 ◯出口生涯学習課長 それでは、私の方から240ページの学童保育についてお答えしたいと思います。  学童保育につきましては、放課後から夕方5時までと、土曜日と学校休業日につきましては9時から5時までとなっております。ただ、16年度につきましては、これまで冬季の期間中が午後4時半までであったものを17年度から午後5時までに改めまして、開所日の盆休みもなくしまして、17年度からは盆休みもなしということにしております。休業期間中も午前9時から4時までであったものを9時から5時までということに17年度から改めております。  それから、各市の状況でございますけども、9時から5時までというのが39市町村中24市町村、それから5時を超えて6時までというのが10市町村、6時以降が5市町村ということになっております。  これからの社会状況の変化の中で、当然働くお母さんがふえてくる中で、5時に終わるのではなくて、できれば今後は各市の状況を見ながら、やはり延長というのももう時代の流れではないかというふうに考えております。  それから、241ページの青少年の森の運営についてでございますけども、これも15年度までは宿泊ができるということになっておりましたけども、16年度からは宿泊ができずに日帰りだけということになっております。  ただ、昨年の9月の議会のときに一般質問の中で、教育長が答弁しましたように、平成18年度からですけども、何らかの形で多少の条件はつくものの、宿泊ができるような方向で今後検討していきたいということを考えております。  それから、249ページの埋蔵文化財センターでございますけども、これは主に海会寺跡から出土しましたそういう遺品をセンターの方で展示してるということでございます。ただ、それだけじゃなくて、そのほかにもフィールドワークとか体験学習、フォーラム、講演会、イベント等もやっておりまして、あわせて、センターだけではなくて山田家を使ったような形での歴史ウオークを通じて、埋蔵文化財センターを利用してもらうなりして、今後はそういうふうな形で、ただ単に展示というだけじゃなくて、いろんな形での活用を考えていきたいと考えております。
     以上でございます。 112 ◯岩本青少年センター館長 大森議員の中学生の学習相談会についてでございます。自学自習を促すために、家庭学習を習慣化するためのきっかけづくりとして、学習方法や課題を見直すことへの支援や、また内容についての質問に応じられるように、大学生4名の方に相談相手をしてもらっています。  本年度につきましては、進路を見直す部分で現役の高校の先生に来ていただきまして、どこの学校はこういう教科があるとか、こういう勉強ができるんだとか、そういう部分にも興味を持っていただくために実施いたしておるところでございます。 113 ◯太田指導課長 220ページの街頭犯罪抑止事業にかかわりまして、安全対策として子供の目で見た安全マップづくりを考えているのかということでございますが、従来から学校やすこやかネットで、あるいは教育委員会といたしましても、通学路あるいは危険箇所を地図に落としたというふうな安全マップづくりは実施いたしておりました。  しかし、先日の広島、栃木の事件以後、子供の目で見た安全マップづくりの必要性が叫ばれております。府教委の方でもそういった子供の目で見た安全マップの作成マニュアルというものをつくっておりまして、各学校の方に渡しております。  今後、通学路の安全点検は学校や行政がするのはもちろんでございますが、保護者も子供とともに歩いてみて、危険な箇所はどこかと、また安全のためにどうすればいいのかというふうなこともともに体験していただいて、子供の目線に立った安全マップづくりというものをつくっていくように、教育委員会としても各学校に呼びかけておりますので、御理解いただきたいと思います。 114 ◯大森委員 飯田さんが答えてもうて、スクールランチのこと。結局どうされたいんかわからないんですよね。実施率は泉佐野が10%、補助金ありと。それで、メリット、デメリットを調査しますということで、どうするつもりなのかね。私は、条件が整う方向で進めるべきではないかというふうに思います。  そら実際いろんな指導される教師の意見なんかも聞いていただかないといけませんけども、10人に1人で泉佐野がそういう利用があると。今、言いましたように、来年から阪南市でも実施するということですよね。そういうのはちょっと答弁になってないように思うんで、お願いいたします。  学童保育の件も、7時までやってるのは、6時以降やってるのは5市町村ということになると、この泉州筋ではほとんどのところが、佐野と泉南除いて7時までしてるんかなというふうに──5市町村はどこなるのかな、あれなんですけども。この泉州筋では、特に不況で就職もなかなかないということで、多くの方がそういう学童保育を利用しながら働いておられるのかなと思ったりもしたので、これについても実情の報告じゃなくて、どのようにお考えなのか、お答え願いたいと思います。  それから、青少年の森の利用は、それは中学校等で宿泊できて、そういうこともできればいいですけども、やっぱりふだんから使えるような、長期的に見てあの施設をどうされるつもりなのかね。水道施設があればもっと利用できるという声がありますよ。やっぱり批判が多いのは、結局中途半端やと。青少年の森も使ったけど、使いやすいもんにしないと、財政難を理由にしてどんどん維持費を減らしていって、ほうっとくというふうな状況に対する不満もあるんですよ。ちょっとその辺についてもお答え願いたいと思いますわ。  それから、青少年センターですけども、岩本さんがきっかけづくりとか、自分で勉強するようなことを身につけさしたいということをおっしゃって、この16年度でいえば、それにかかわる生徒が17人ですよね。17人だけがそういうことが必要でこういう施策をされてるのかね。  泉南市全体の中学生のこととして、今おっしゃってる中身の問題があってやってるのかね。現役の高校の先生まで来てもうてやってるというのは、この14人にとってだけ必要なんですか、そういうことは。PTA挙げて今やってますよ、学校紹介。学校紹介やってますよ。もっと知らせてほしいと言うてますよ。  それから、今度8学区と9学区が一緒になるから、8学区の様子がわからないからやってくださいと言うてますよ。あなたこの14人だけに高校の紹介をして、どう授業をすれば──その高校の先生というのはどこの高校ですか。9学区全部の先生が来て説明されてるんですか。一遍教育長にお聞きしたいんやけども、本当にどういう目的でこういうのをやってるのかね。  本当に今子供たちの置かれてる状況とか、教育について皆さんは不安に思ってますよ。この14人の方だけに──こういうことはもっと広げるべきだと思うし、取り組みとしては何でこんな形になるのかね。やるんならもっと泉南市の中学生全員に当たるようにやったらどうなんですか。それについてお答えくださいよ。  それと、青少年センターでいろんなバスの借上料が出てますけども、キャンプに行ったり、それから科学館に行ったり、博物館に行ったり、水族館に行ったりしてますけども、今ずうっと見積もり合わせとか随意契約が問題になってますけども、ここのバス借上料は全部見積もり合わせになってますよね。2、4、6、7……。  値段もいろんな差があって、どういう基準でなってるのかね。例えば、距離が遠くて高いのかね。会社によって全然値段が違うんです。清水町わんぱくキャンプに行くのには、7社の見積もり合わせで13万9,250円出してますわね。片一方で、三田に行ってるのは4万円、それから北丹町、これに行くのも5万2,496円で行ってるんですよ。  淡路島とか兵庫県ですよね、三田に行くのには5万、4万で行けて、清水町──琵琶湖経由で行くんですか、13万9,000円。清水町というのはどこなんかな。滋賀県かな。──和歌山ですね。和歌山から琵琶湖を回っていくのが13万9,000円か。これ1泊か何かですか、これだけ値段が違うのは。ちょっとその辺どうなってるのかね。須磨に行くのは3万9,000円、8社による見積もり合わせで出してますよ。  こういうのも見積もり合わせでずっといくのか、入札でいくのか、その点どう考えておられるのか。使用料、賃借料についての委託とか見積もり合わせとか、実態は余り議論にはなってませんけども、これを見るとそういうところも値段はどうやって決めてるんかというふうに思うとこがあるので、その点についても説明ください。  それから、安全対策ですけども、受付要員を各学校に置かれてますよね。あんなんも大阪府がぶち上げてくれましたけども、大阪府の予算はもう切れるんかな。切れていきますよね。そういうときの対策をどうしていくのか。市の方は大変だと思いますわ。  大阪府は何か事件が起こったら、施策をパッと強力にして、いついつからせえと言うて、そのつくりだけでも大変だと思うけども、いずれ大阪府は予算を削減していきますわね。そういうとこについても、泉南市の財政状況の中では、地域と協力して進めていかなあかん部分があると思うので、そういう対策も含めて、安全対策をもう一遍お答えください。 115 ◯馬野教育総務部長 学童保育の時間の問題でございますけども、岸和田市以南では熊取町が18時30分──6時半まで、それと岬町が19時──7時までということになっておりまして、このうち熊取町につきましては、これは民立、民間の実施ということになっております。  当市の場合におきましては、今現在5時までということでやっておりますけども、1つは職員の体制ですね。それから、労働時間の問題、それから児童の安全確保等々問題点もいろいろございます。それらを1つ1つ検証をしてやっていかないと、ただ単に時間延長ということはできませんので、それらの問題を今後検討していきたいというふうに考えております。 116 ◯飯田教育指導部長 再度スクールランチの件につきましてお答え申し上げます。  私の方が調査研究してと申しましたのは、泉佐野市の方では当初やっているうちに利用の率が減ってきたというようなことも聞いております。また、泉南市におきましても、今後もし実施するに当たって、学校の校長を初めとする教職員の意見というんですか、そういったことも生徒指導上の問題とあわせて、リンクしながらその実施に向けては考えていかなければなりませんし、また保護者のニーズというんですか、そういったこともあわせて調査していきたいというふうに考えております。そういった意味で、先ほど調査研究したいと申しました。そういうことでよろしくお願いいたします。 117 ◯出口生涯学習課長 それでは、私の方から青少年の森の再度の御質問ですけども、長期的に利用できないのかということの中で、これまで開設期間が7月、8月ということで2カ月だったんですけども、できれば平成18年度からは1年を通して利用できる形で検討していきたいということを現在考えております。  以上です。 118 ◯太田指導課長 安全対策で受付要員の件にかかわりまして、府の補助が切れた後どのように考えているのかということでございますが、大阪府の方ではこの学校安全緊急対策事業につきましては、平成17年から19年の3カ年の予定で補助がついております。  この補助が切れた後のことでございますが、国の動向も見きわめながらというふうなことは府の方でもお話しいただいておりますが、やはり地域ぐるみで子供たちを見守っていけるような体制が必要ではないかと考えております。  今後も地域、保護者の方にも呼びかけ、地域ぐるみで学校を守れるような体制を進めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 119 ◯岩本青少年センター館長 自学自習を促す事業につきましては、中途に家庭で勉強するいうことで退会されておられる方もあります。ちなみに、今年度当初21名の方がお申し込みいただきまして、途中で8名の方がやめておられます。  それと、先ほど進路についての相談ということで実施しました事業につきましては、広報で全市域の方を対象にPRして実施しておるところでございます。この17名を対象としているわけではございません。  それから、バスの見積もり合わせでございますが、清水町につきましては1泊2日のキャンプでございます。それと、金剛山につきましては、割と金剛登山は人気が高いので、バスを2台チャーターいたしました。  それと、この事業の細部についての詰め、プランニングがきっちりしないとバス会社に委託することもできません。したがいまして、現行とり行っております見積もり合わせでお願いしております。  料金なんですけども、距離、それから時間、もろもろの条件によって値段にばらつきがございます。 120 ◯大森委員 今、スクールランチの調査をしたいというお話を聞いて思い出したんですけども、これはずうっと奥和田さんが質問してたんですよね。調査するという答弁があるたびに、いつから言うてるんやというて怒ってはったことを思い出したんですけど、本当にそういう昔から調査したいとおっしゃってたん違いますかね、前からね。  奥和田さんの大分しかってたやつを思い出して、何か懐かしい話ですね。もう少しあれしていただいて、僕も他市の状況を聞かないとわからないこともあるので、初めて……。東京などでは──大阪がないぐらいでね、中学校の給食というのは。全国的には行われてるという話も聞いてますので、もう少し積極的に取り組んでいただいてもいいんじゃないかというふうに思います。  それから、学童保育で馬野さんからお答え願ったんですけども、18年度から実施するところもふえてるようなんですよ。僕、聞いたんでは、たしか貝塚とどこかだったと思うんやけどもね。この泉州筋でもそうやって7時までやるということです。  それから、青少年センターですけど、広報で全市内的にしてるから全市民対象なんだというふうにはならないと思うんですよ。だから、来てる数は僕言うたように17人ですよ。だから、おっしゃるように広報で説明したんじゃなくて、できるだけそういうきっかけが全市民的、今の中学生にわたるようにしていただかないと、ちょっと一生懸命いろいろ考えてされてることは理解できないことはないんですけども、21名の方が募集あって、退会されていく方が8名ですか。  本当にこれがそういう自立学習ですか、そういう学習をしていってるなら、多分その8人、また減った分を募集するとか何とかしてるんなら理解できんでもないけども、退会の理由もよくわかりませんわね、どういうふうにして何で退会したんか。  本当に学習ができるようになって退会したんでしょうか。もしかそれやったら、また新しい人を募集して入れていくというふうなことも考えていけるしね。進路指導というたって3年生は4名ですわね。じゃ、その進路指導、おっしゃるけども、全中学3年生に、泉南市民の各学校の、そういうふうにする必要が大事だということを教育長思いませんか。多いですよ、そんな声は。  だから、文化会館にしたら、泉南市だけで保護者と生徒さん入れて200人集まりますよ。今言うたように、来年から8学区と9学区が一緒になるから8学区のことを知りたいと。  9学区の各校長先生方も、今かわいそうに競争競争で、たくさん生徒を入れなあかんいうことで一生懸命一生懸命して学校の宣伝、PRしてますよ。そんなような方向に持っていけないのかね、ここの58万8,000円のお金をもっと有効に使えるようにね。  そら自立学習ができないという方の10何名に対しても、そういう手厚いことも大事かもしれませんけども、それだけでもう自立と言うんやったら、大きい枠の中でしていくことこそ大事だと思うんですよ。こういうものに参加しなくたってみんなが参加できるようにすれば、友達同士といろんなそういう将来の話をするとかいうのがずっと本人にとってもいいと思うんですよ。この点ちょっとどうお考えなのかね。  それから、バスの借り上げについては、いずれにしろやっぱり入札という形でとっていただいた方がいいと思うので、そういう方向でまた御検討願いたいと思います。ちょっとそれだけ、答えられるとこだけ答えてください。 121 ◯梶本教育長 青少年センターの中学生の進路指導の件でお尋ねがございましたので、私の方から概括的な答弁をさしていただきたいと思います。  中身は先ほど岩本館長が説明をしたとおり、広報等で内容を説明して募集をしております。これは地域だけではなくて、全市的に募集をかけて、その結果これだけの中学生が募集に応募したということでございます。  教育委員会が行う事業につきましては、年度当初の校園長会等細かく説明をしておりまして、こういった事業がある、だから必要に応じて応募をするようにという説明もしております。ただ、やっぱり中学生の進路指導の一番の原則は、各中学校できっちりきめの細かい進路相談をするということを一番の基本にしておりまして、それでもなおかついろんな心配とか不安とか、そういったものがございますので、そういったところをカバーする意味で、募集をかけて相談事業を組んでいるということでございます。  市Pの方で高校の説明会というんですかね、高校紹介、これをやってることは私も知っておりますし、いろんな機会を通じて中学生が自分の将来の進路について不安を解消できるような、さまざまな事業に今後も取り組んでいきたいというふうに思っております。 122 ◯竹田委員長 以上で大森委員の質問を終結いたします。 123 ◯松本委員 219ページの学校図書整理員について、それからこの年の市営プールと、それから学校にあるプールを市民開放してきた状況を聞かしてください。  それから、225ページの小学校費やその後の中学校費ね。中学校費と小学校費の中での備品費が大きくカットしてるのがわかったんですよね、決算書を見てまして。学校の大切な授業に必要なこういう備品費、例えば図書購入費とか、教材備品、それから理科の備品。なぜこういうことになったのでしょうか。  それから、要保護、準要保護の生徒の援助費、それから幼稚園の就学奨励費ですね。16年度と15年度の申請した人数を教えてほしいんです。申請というか、受理されて受けた人の人数ですね。  それから、230ページの信達中学校のトイレの改修が実施された年だったと思うんですけど、その後の子供たちの反応とか、先生の反応とか、そういうものを聞かしてほしいなと思います。  それから、先ほどからも青少年センターの事業内容について質問がありましたけども、清掃委託料と施設用務員委託料、これはどう違うのか。両方記載されてるわけですけど、これがどう違うのか。  特に、青少年センターの清掃委託料というのは、15年から施設用務委託料ですね。これは16年から実施されたもんですよね。この16年度が新規事業みたいにしてたしかなってるのと違うかなと思うんですけど、それはどういうことなのか、聞かせてください。  それから、公民館の管理委託料、それと管理業務委託料というのはどう違うんでしょうか。それも聞かしてください。  それから、245ページの公演委託料ですね。いろんな芸能人を呼んできたりする公演ですけど、それが大幅にカットされてると思うんですが、15年と比べてどう変わるのか、聞かしてください。  それから、図書館の分ですが、図書館の資料費は相も変わらず1,000万円ついてるんですが、利用者の人から新刊が入らないとか、それから雑誌の種類が減ったとか、そういうふうな声が出てるんですよね。その辺はどうなんでしょう。  図書館のこの間の利用状況ですが、1人当たりの貸し出しをしてもらう冊数が、昔は4冊だったのが今は何冊になってるんですかね。6冊か何ぼか上がってると思うんですけど、利用人数ですね。人数のこの間の動きはどうなってるのか。大分減ってるように思うんですよ。ちょっとその辺がわかるように比較して、この数年間どうなってるか。資料の確認がちゃんとできていなかったんですが、気にはなってたので聞かしてください。  それから、先ほどから大森さんの方から進路選択支援事業、これについて質問がありましたけど、これも旧同和事業が終結して以後、12年の3月31日で同和事業は国の特別措置法が終結して、12年度からは新たにどういうことを考えていかれたのかわかりませんけども、15年から進路選択支援事業というのが出てきてるんで、その辺なぜこういうような事業になったのか、それも聞かしてください。旧同和事業の一環の1つとして、人権教育か何かそういう立場で新たに再スタートを切られたんでしょうかね。そのくらいでしょうか。 124 ◯飯田教育指導部長 松本議員さんの一番最後の質問、進路支援選択事業についてお答え申し上げます。  この事業につきましては、従前同和地区の児童・生徒の進路支援ということで奨学金制度等がございましたが、そういったものが法期限とともになくなっております。しかし、なおかつ府の同対審答申を見ましても、進路等につきましては課題が多いということが明らかになっております。  そして、そういった中で、子供たちに多々ある日育、府育等の奨学金、これを子供たちの実態に合った奨学金が借りられるように進路の支援をするというものであります。もちろん一般対策でありますので、4中学校の生徒を対象に行っております。  以上です。 125 ◯岩本青少年センター館長 松本委員さんの委託料にかかわります御質問でございますが、清掃委託料と申しますのは、年に2回全面的な業者による清掃が入っております。  それと、施設業務委託料につきましては、従来嘱託職員を採用いたしておりまして、この業務に当たっておりました。ただ、平成15年の秋ごろに学校業務についても一定の見直しをされるということで、前の部長から相談がございまして、センターについてはどうするかいうことで、いろいろ内部的にも相談いたしましたが、NPO法人への委託という意見も出まして、NPO法人の育成という観点からいいますと、当然市としましてもNPO法人の育成の義務がございます。その辺からNPO法人に向けてサービス提供の意向を調査いたしました。  結果は、3事業者ほど協力できるというお話でございましたが、定款等の整備でいろいろハードルがございまして、今すぐ協力できないということで2団体がおりました。その結果といたしまして、NPO法人ワンピースの方にお願いすることになりました。  以上です。 126 ◯馬野教育総務部長 信達中学校のトイレ改修の評価というんですか、それにつきまして説明申し上げます。  信達中学校のトイレ改修につきましては、平成16年度に一応行いました。それまで学校は建設当時から今のトイレを利用していたわけですけど、学校の先生の指導のもと、生徒の維持管理が非常によかったということもございまして、それだけの長い時間管理してきたということがあります。16年度におきまして一応今までの湿式から乾式、ドライ方式に変更して改修をしました。  評価ですけども、非常に開放的──トイレで開放的というのは何かちょっとおかしな言い方ですけども、今までは密室的な施設で割方暗かったということもございまして、中で生徒が何かしてても非常にわかりにくいという面もありましたので、今回そういうふうなことは全部解消いたしまして改修を行いました。  我々の評価も含めまして、学校の評価にしても、非常に明るなったし、環境的にも良好で、中で悪いことしてないかとか、そういう面についても比較的把握できるようになったということで、学校の評価につきましても非常によい評価をいただいております。なお、我々の方もそれに伴いまして評価的には大変よかったなということで、良好なよい評価をしてございます。 127 ◯油谷教育総務部参事 失礼します。公民館の管理委託料と管理業務委託料の違いということでお答えいたします。  公民館はかぎの開閉、かぎをあけ閉めにいく者と、そして新家とか樽井公民館なんですけれども、貸し館業務とかそういうふうな受付業務とかをしてもらったりしております。受付業務とかをひっくるめて管理業務委託と呼んでおります。別に大して違いはないんですが、業務をしてもらっているということで、そういう書き方になっております。  以上です。 128 ◯南教育総務部次長兼教育総務課長 私の方から、学校プールの市民開放についてお答えいたします。  16年度は大人767名、子供7,939名でございました。15年度に比べまして若干人数は減っておりますが、これは16年度は台風が多発いたしまして近畿地方も影響を受けたため、入場者数が減になっております。  以上でございます。 129 ◯辻文化・スポーツ振興課長 私の方から、まず文化ホールの公演委託料、これが予算ベースですけども、平成15年度と比べますと400万の減となっております。  それから、図書館の1人当たりの貸し出し冊数、これが平成15年の9月から、前年までは5冊だったのを3冊ふやしまして8冊ということで貸し出しを行っております。  あと、図書館の利用人数の動きということなんですけども、平成16年の利用者人数の総計が9万76人、前年度が9万4,188人。若干利用人数は減ってるんですけど、それに対しまして貸し出し総数が16年で35万3,408冊、前年度が32万658冊、約3万冊の貸し出し増となっております。  以上です。 130 ◯北島学務課長 失礼します。私の方から、就園奨励費並びに就学援助関係について御答弁申し上げます。  就園奨励費につきましては、15年が480名、それから16年が499名でございます。それから、就学援助につきましては、小学校が平成15年、790、16年が913、中学校につきましては、15年が351、16年が425という状況でございます。  それから、学校図書館整理要員事業の委託事業の部分でございますけれども、平成14年度から16年度にかけて3カ年実施いたしております。そのうち16年度につきましては、樽井小学校、東小学校、鳴滝第一小学校、鳴滝第二小学校、雄信小学校、泉南中学校で実施をいたしております。  以上でございます。 131 ◯松本委員 進路選択支援事業というのは、飯田さんからお答えありましたけれども──学校備品のことお答えなかったね。後で言うてくださいね。進路選択支援事業というのは150万出てますが、先ほどのお答えだったら、奨学金制度がなくなったからまた新たな実態に合った──これ何ておっしゃったかな。また奨学金ですか。奨学金やないんかな。 132 ◯飯田教育指導部長 現行の奨学金です。 133 ◯松本委員 そうですね。新たにまた一般施策としてやられたと──違うんですか。もう一遍また教えてください。  150万というのは、これは基金になるようなものなんですか。人件費なんですか。ちょっとその辺がよくわからないんですよ。事業そのものらしきものは今の話でちょこっとわかったんですが……。わかりませんのでお願いします。  それから、学校図書の整理要員。同じようにこういう費用を使ったとしても、ずっとやってきた事業として改めて17年度、16年で終わりだったですからね。国の不況対策でやられた、1つの出たお金をうまく利用して、何に使うてもええでということで、泉南市はこういうような形で学校図書館の整理をされたわけですけど、せっかくいい事業をしてるのにもかかわらず、みんなも喜んでくれたのにもかかわらず、継続することをしなかった。  これはちょっと問題があると思うんで、事業そのものの中身はわかりましたが、学校側で出ている評価とか、そういうものをぜひ聞かしてほしいと思うんですが、こんなもん要らんでと学校側が言うたんやったらともかく、そんなこと多分言ってないと思うんですけどね。  先ほど馬野部長からも信達中学校のトイレの話がありましたけれども、本当に財政のない中でも、4,000万近い、三千五、六百万ですか、これぐらいのお金をかければ、これだけたくさんの人たちが、信中に通う子供たちの毎日の生活態度が、学校での態度が改まり、みんなで大事にしようという心が育ったと思うんですよ。  毎日気持ちいい生活ができて、本当にこのことに取り組んでいただいた教育委員会の姿勢に私は感謝をしたいなと思うんですよ。大きな成果として子供たちに物すごいいい影響を与えていると。税金というのは、こんな使い方をしてほしいわけですよ。  それなのに実際むだにと思われるようなところがたくさんあって、もう残念でなりませんわ。だから、学校図書整理員の問題も同じような立場で何で臨んでくれないんかなといつも思うんですけどね。その辺聞かしてくださいね。  それから、不況のあおりというのか、子供たちにも影響を与えて、就学奨励費やそれから奨励援助金ですか、小学校も中学校も幼稚園も、義務教育は無償という立場に立って国も進めてきたこの制度そのものが、本当に今一番喜ばれてると思うんです。  ところが、実際には本当にふえるばかりで減ることのない今の不況の中で、両親も大変な生活を強いられて、この制度を受けたいという人がふえているという状況のもとで、財源をここに充てる分が大変になってきたということもあったりして、16年、17年というのは、生活保護費の1.3倍だったものが、多分この年から1.1倍になったんじゃないかなと思うんですけど、15年度やったかな、15年からですか、ちょっとその辺聞かしてくださいね。  それと、あと実際は17年度なんかは、給食費や修学旅行の費用まで1割カットですか、そんなんが実施されて、母子家庭の方からの苦情も入ってて、ほんとに助かっていたのに、これはえらいことやということで悲鳴が上がってるというのが今現状としてあるんですよ。だから、私は子供たちの教育を安上がりにしないでほしい、こういう思いでずっと質問させてもらってきたんで、その辺聞かしてください。  それから、ちょっと1つ先ほどの最初の第1次質問のところでとり忘れたんですが、学校施設の空調設備について、大規模改修なども実施されていないし、特に緊急事態発生のときの避難基地としての、地震の神戸の大震災から後、学校施設なんかは特に耐震強化せなあかんということになって、そういうことが取り組まれるようにということでずっと提起をしてきてますが、それは実際この16年度予算を見ても実施されていないように思うんですけど、今後の対応も含めてですが、この辺はぜひ聞かしてほしいなと思います。  それから、公民館の清掃委託料というのは、4館あって約110万ですね、この16年度。それで、先ほど青少年センターの清掃委託料は年に2回全面的にやるということですが、公民館はそんなことやってくれてませんしね。
     先ほどのお答えだったら、従来、嘱託の人が青少年センターのお掃除をしていたと。しかし、見直しされて、改めて一般施策の中でということになったのかどうか。そういうふうに多分おっしゃるんかもしれないですが、施設用務委託料で180万つけてるんでしょう。1館で180万、お掃除の仕事してくれてるということでしょう。これ、NPO法人に委託されてね。4館で110万ですよ、この公民館は。この辺の違いをどういうふうに教育委員会は考えてるのか。  私は、施設がきれいになるということには反対はしたくないんですけれど、特に公民館などは、お掃除のおばちゃんたちの時間数も減らされて、シルバー人材センターのおばさんが来てくれてきれいに掃除してくれて、時間外まで含めてやってくれてるんですよ。  1日朝、午前中だけか、三、四時間ぐらいの仕事じゃないですかね。それぐらいでやってる仕事でも、4館で110万ほどかかるわけですよ。全部多分配置されてるんかなと思うんですけど、シルバー人材センターの方ですけどね。  それがこの施設だけではそんなことお構いなしに、これやったら1年間に何ぼ払うてるんですかね、この委託料の方、用務委託料の用務されてる方に。今はワンピースにされたんやから、ワンピースに年これだけ払ってるということは、月どれぐらいの掃除の人が来て、どんな仕事をしてるんか、もうちょっと詳しく聞かしてください。  青少年センターでは7人の人が配置されてるんですよ、1館でね。公民館は4人とその他の人が3人ですかね。4館あってこれだけですわ。ここの違いもどういうふうに私たちに御説明してくれるんでしょうか、聞かしてください。  特に、公民館は何か行革の的になってるん違うかなという気がするんですけど、例えば信達公民館を最近利用した人が言っておられたんですが、お昼の1時間は、12時から1時までの間は閉鎖をしてるらしいですね。そういうことがあったと、それから後どうなったかちょっと知りませんけど。昼から借りた人が準備をしようと思って行ったらかぎがかかっていたと。これは何でこんなことが起こったのか、聞かしてほしいなと思います。  それから、もう1つは、新家公民館の状況ですけど、利用者が多いから新家公民館は小さな公民館で対応できないから、何年か前から休館日なしでも貸し館業だけはやるということで、新家の住民のサービスのためにしてきた状況があったんですけど、来年からは休館日をつくると、こういうことで、普通のほかの公民館に合わせるというふうな答えが出て、何かそういうふうな情報を受けてるんですが、それと行革の的になって、館長さんの配置の状況が変わるとか何とか、そんなことも聞いてるんで、その辺聞かしてほしいなと思います。  それから、公演料が400万ほど減ったというんやけど、どれぐらいの件数の公演が減ったのか、聞かしてくださいね。 134 ◯竹田委員長 簡潔に答弁をお願いいたします。 135 ◯飯田教育指導部長 進路支援選択事業について再度お答え申し上げます。  150万のうちの75万は府の補助金で、2分の1の事業でございます。  それから、人権協会に委託しております人件費でございます。業務内容は相談事業でございます。中身につきましては先ほど申し上げましたように、日本育英会、大阪府育英会、その他さまざまな育英会、また民間の銀行等の奨学金制度、そういったさまざまな子供たちが高校に行くとき、また大学に行くときの、お金がないから進路ができないという状況を阻止するために、その子の家庭、子供の実態に応じて、一番いい奨学金を利用する中身について、ともに相談し決定していく相談業務でございます。  以上です。 136 ◯油谷教育総務部参事 そしたら、お答えいたします。  信達公民館で12時から1時まで閉館していたということなんですが、職員の休憩時間というのもありまして、1時というのはどうかなと思うんですけども、12時から12時45分までは事務所の方は閉めるようにしております。それで、何か用事がありましたら樽井公民館の方まで連絡してほしいということを全部受付の方に記入しております。  それで、閉館していたというのは、それは公民館を閉館していたんでしょうか、それとも事務所を閉館していたんでしょうか。 137 ◯松本委員 前の入り口も全部かいでた。 138 ◯油谷教育総務部参事 前の入り口を休みの日でないときに閉館していたということは、絶対と言っていいほどないと思います。それは何月何日かということをお聞かせ願いましたら調べます。  そして、新家公民館なんですが、利用者が多いと、小さいからみんな利用できないということで、休館日をなくしてやるということで今まで来ておりました。  それはそれでいいんですけれども、この4月から祝日だけは休みにしてほしいなということで、実はこの間、新家の公民館の総会がありまして、皆代表者の方たちが集まったときにお願いしました。  なぜそうお願いしましたかといいますと、公民館は全部、月曜日は半日、火曜日は1日休みということになっております、条例で。でも、新家の公民館は利用者が多いから休館日をなくしてますよね。でも、月曜日は樽井の公民館は中で事務をしようということで、月曜日は1日あいております。そして、火曜日も新家の公民館はあけております。  今、このような時代ですので、何かあればということで、連絡がとれないということはちょっとまずいんじゃないかなと。火曜日は樽井の公民館は休館日として休んでおりますけども、生涯学習課の中にありますので、生涯学習課は火曜日は仕事ですので、何かありましたら連絡はとれます。月曜日は樽井の公民館があいておりますので連絡とれます。でも、祝日はどこもあいてないので連絡がとれないんですね。  こういう御時世ですから、やはりどこにも連絡がとれないというのはまずいんじゃないかなという判断のもとで、協議会の人とも相談しまして──相談というんか、会長さん及びいろいろ役員の方とお話ししまして、祝日だけでも休ましてもらおうかということでお願いした次第なんですが。  そして、行革の件なんですが、これはまだはっきりとしておりませんので、私の方からお答えするわけにはまいりませんので、すいません。  以上です。 139 ◯岩本青少年センター館長 松本委員さんがおっしゃいましたように、用務につきましては、もちろん清掃も大きなウエートを占めておりますが、それにかかわりましてごみ出しとか、それから遊びに来られる児童・生徒の中には失敗される方もございます。それらのパンツとかぞうきん、ふきん、それらの洗濯もあります。  それと、学校休業日につきましては、お弁当を御持参で来られる子供もおります。そのためにお茶の準備もいたしております。  それから、それらにかかわる消耗品につきましては、その用務の方が購入するということになってございます。  以上です。 140 ◯北島学務課長 失礼いたします。まず、備品等の費用でございますけれども、これはトータルでは減額いたしておりませんので、よろしくお願いをいたします。  それから、就園就学費の関係でございますけれども、特に就学援助費の件で平成14年に1.3から1.1に基準が厳しくなっております。その後も経済情勢等の関係で認定数の方も急激にふえてまいりました。  そういう状況の中で、限られた財源の中でより多くの人たちにこの制度を活用していくという観点からも、多少ではございますが、1割カットという形で給食費と修学旅行費につきましてはさせていただいております。その点の部分御理解の方よろしくお願いをいたします。  それから、学校図書整理事業の関係でございますけれども、平成17年度以降実施はできてはおりませんが、この部分につきましてもいろんな努力をする中で、ボランティア活動等の導入も含めまして、できるだけ学校図書の活用しやすい環境づくりに努めていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 141 ◯馬野教育総務部長 学校施設の改修の件でございますが、まず1つは耐震改修の件でございますけども、耐震改修につきましては、平成17年度で一丘中学校の体育館、これの設計委託等の予算をとりまして、18年度におきまして体育館の耐震改修を行うということになっております。  最近ですけども、国の文科省の方から耐震に対する5カ年計画ということで、18年度から22年度までの5カ年で耐震の計画をやりなさいという方針案が出されました。これに基づきまして教育委員会としましては、緊急性の高い順から今現在5カ年の計画の案を策定しております。  教育委員会でその案を策定できれば、次はこれはやっぱり1つは財政のことも考えないけませんので、その案のとおりはいきませんので、財政部局とその辺の相談をして協議をやっていきたいというふうにして、1つの市としての案を取りまとめていきたいというふうに考えております。  次に、大規模改修の件でございますけども、この大規模改修につきましては、以前までは大規模改修ということで補助金があったわけですけども、今はその内容も若干変わりまして、耐震改修をした後に大規模改修をしなさいということに変わっておりまして、当市の場合、当施設につきましてほとんどそのような施設がございますので、これはやっぱり先に耐震改修を行いまして、その後大規模改修というふうな順序になるかと思います。  続きまして、空調設備でございますけども、これも空調につきましては賛否両論があると思いますけども、我々の方といたしましても、社会情勢の変化を見ながら、やはりその辺の検討もしていかなくてはならないんかなというふうに考えております。 142 ◯辻文化・スポーツ振興課長 自主事業の件数なんですけども、15年では映画会、あと歌謡コンサートを初め6件、それが16年度で3件ということになっております。  以上です。 143 ◯竹田委員長 松本議員、一定時間が参っております。まとめてください。 144 ◯松本委員 もう終わりにします。ありがとうございます。  特に、お金の要ることですけど、学校施設が古くて老朽化して、事業そのものにも影響が出てくるようなことのないように、これは先ほど空調の問題ではいろいろ両論あると、そういうふうなことをおっしゃったんですけど、最近は40度になるような日もあるわけでしょう、夏のひどいね。そういうときに、まともな形、まともな神経で勉強なんかしてられないというようなのもあるし、大変な状態ですよね。  だから、そういうことを含めて、やっぱり必要なことはやると。もともとはやるということでスタートして、今から9年前ぐらいの話かな、それだけ日にちがたってるんですが、前に進んでないということで、特にこのことは言っときたいと思うし、耐震強化だけは、これも必要なこととして進めてくださいね。  それから、青少年センターの問題ですけど、最近はいろんな行事を広報なんかにも載せてということで、かなり分厚い子供たちへのサービスはよいとしても、しかしもっと広げて、全市内の子供たちが利用できるように、広報で宣伝したから全市内でということではないと思うんですよ。  例えば、もうちょっと出張して学校を借りたりとか、地域の公民館を借りたりとか、特に青少年センターから外へ出て、もっと子供たちにサービスできるようなことを──児童館がないわけですからね、ほかの地域は。そういう立場で、この事業は青少年センターでしても、この事業は新家でやろうとか、信達地域でやろうとかというふうに、そういうふうにやっぱりまくばっていかなあかんのん違いますか。  それから、あとは公民館の問題ですが、ちょっと私の方の情報の収集の部分の甘いところもあったかもしれませんけれども、私も調査しますけれど、公民館そのものは全市民に利用してもらう。公という字がついてるということは、そういうことですね。地域住民の民衆の集まり場所で、民衆の意識が高まる、そのための必要な勉強する場所なんやと。  最近は生涯学習会館とかいうような形ででも、あちこちに、佐野でもすばらしい施設ができましたし、熊取でも本当にすばらしい施設ができましたけれども、たくさんの市民に利用してもらえる施設として、泉南市では公民館しかありませんから、その公民館を生かして使えるようにせんといかんと思うし、公民館の事業ができないような予算を削るというのもぐあい悪いし、人の配置も不十分で、十分な事業をしていくだけの相談もできないようなことも、これもぐあいの悪いことだし、当然十分とはいかなくても必要な予算はつけてほしい。  祝日休みという意味合いはわかりましたけれども、本来ならば、阪南市のもともとの公民館の事業をやっておられた館長さんが、公民館は夜中の12時でも住民のためには利用してもらうことだってあり得る話だよと言っておられたことがありましたわ。だから、私もほんとそのとおりだと思いましたけど、これはちょっと極論ですけど。  だから、利用したい人があるならば、祝日だってそのための体制づくりは必要だと私は思いますんで、公民館の運営のための相談をされたとおっしゃいましたから、皆さんはそういう合意ができればいいということですが、ちまたではそうじゃなく、何でって、何でこうなるのんというのが渦巻いてますから、そのことを忘れずに、もうちょっと対応を充実さしてほしいなと、住民のために充実さしてほしいなと思います。  それから、一番予算の切りやすい部分として文化ホールの公演の委託料が切り捨てられたというので、楽しみにしていた住民の人たちも、これも行革の立場でやられたわけですけど、行革はもっとむだなものを削るという立場にならなあかんと思うんですよ。そうじゃなく必要なものが削られていくという立場では、本当にひどいなと思います。  それから、わずか1割カットしただけとおっしゃいますが、その1割が大変なんですよ、母子家庭の人たちにとってはね。就学奨励費、援助費の問題ではね。そういう人もいるということを忘れずに、これ以上ひどい状態にさせないように、もうこれ以上行革の立場で子供たちの教育を切り捨てることのないようにしてください。  終わります。 145 ◯竹田委員長 以上で松本委員の質疑を終了いたします。  会議の途中ですが、午後4時15分まで休憩いたします。       午後3時39分 休憩       午後4時15分 再開 146 ◯竹田委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。 147 ◯井原委員 簡単に質問させていただきます。  216ページ、2目の事務局費の報酬で教育問題審議会委員報酬が執行されておりますけども、これはその後、この17年度末には一定答申をいただくというふうにもお聞きしております。また、校区問題についての方向性もお聞きをしておるわけなんですが、特に大きな課題として差別事象がありました。これはどんな形で解決をしようとしておるのか、その点をお願いしたいと思います。  それから、松本委員も指摘をされておりましたけれども、219ページ、3目指導費の中の学校図書館整理要員委託料、この対象の学校と要員の数、これをお示しいただきたいと思います。  それから、220ページになりますか、街頭犯罪抑止事業委託料、これも先ほど触れられたんですが、特に先ほどの質疑の中では、子供の目で見た安全マップ、このことに言及をされまして、特に安全の確保にどう立ち向かうかという質疑がなされておったんですが、今回意外なことに滋賀での2人の園児が被害を受けて、大きな社会問題になっておりますけども、このときの教育委員会の対応なるもの、どう保護者の意向を聞き入れたか入れなかったのかということが、今マスコミで取りざたされております。  したがいまして、教育委員会としては、いわゆる児童、園児の登園、登校の安全確保のために教育委員会としての強力な指導は必要でありましょうが、今問題になっているのは、父兄がどのような意思を持って、どのような意向を伝えておったかということに対してこたえ切れてなかったということが社会問題になった。この点に関して、委員会からの見解を求めたいと思います。  それから、これも先ほど松本委員が触れられたんですが、230ページ、4目学校施設整備費の中で、信達中学校のトイレの改修工事の評価をして、非常にいい評価をしておられると。もちろん学校側も生徒の側も評価が高いものであるというふうなことで、特に馬野部長の答弁の中で、それまで非常に維持管理がよかったのでここまでもったという話もされておりましたが、私、あの現場を視察さしてもろうたときに、何とひどいトイレだなと、人権も何もあったもんじゃないなと。女性のトイレはかぎがほとんど壊れておる。たばこの吸い殻が散乱しておると、大変ひどい状況を確認したわけであります。  その後、16年度でこのような形でトイレ改修がされた。非常にきれいなトイレになったということで、私はよかったなというふうに思うんですが、その後の管理状況は大丈夫なのかなということと、信達中学校だけじゃなしに、どうあと水平展開をしていくかというふうなことに関してはどのような御見解をお持ちなのか、この点も教えていただきたいと思います。  それから、最後になりますが、246ページ、10目図書館及びホール費の中で、うちの図書館の精度というんですか、特に貸し出しにあっては前年度比3万冊に上る貸し出しがふえたということで、図書館の活用が非常に精度の高いものになってきておるというふうに思うんですが、ちょっと気になるのが、これは本委員会の総務での話だったと思うんですが、特に各出版物あるいは新聞等も含めて、その購入のあり方が問題になりました。  例えば、私ども政党でありますから公明新聞というのを非常に読んでいただいたり愛読してもらったりしておるわけなんですが、ただ公費で購入する分に関してはちょっと問題違うけというふうなことで、これは決着はついてないわけでありますが、そういうことが問題提起になりました。そういった意味では、図書館の図書購入あるいは雑誌の購入、この購入に際してどのような基準なり、あるいは判断をもって購入しておるのか。  なぜこういうことを申すかと申しますと、今回国会の一般質問の中で、メール問題で大きく人権を傷つけた、あるいは実、不実の質疑がなされておりますけれども、この雑誌の購入に関しても、ある雑誌においては非常に人権侵害で、訴訟で敗訴して年間7,000万、8,000万にわたる賠償いわゆる補償金を払わなならん、そういう雑誌もあるわけでありまして、そういうふうなことからしても、どのような配慮をされておるのかということを御答弁いただきたいと思います。  以上であります。 148 ◯飯田教育指導部長 教育問題審議会についてお答え申し上げます。  教育問題審議会におきましては、各部会の話し合いはもう既に終了いたしまして、ただいま答申案づくりに精査しているところでございます。教育委員会としましては、この後、3月1日に審議会で各部会の答申案を報告していただき、そして30日にそれらにつきましておおむねまとめていただけるというふうに考えております。よって、年度末には実質的には答申がいただけるんではないかというふうに考えております。  また、18年度につきましては、新たな全市的な校区編成につきまして再度新しく教育問題審議会を立ち上げまして、仮称校区問題審議会ということになるかと思うんですが、しかし相変わらず学校規模の課題というものは一切解決しておりません。樽井小学校の過密化、また同じく信達小学校の過密化につきましても同様であります。そういった課題につきましては、緊急の課題解消をしなければならないという認識を持っておりますので、18年度、新たにそれを審議していただく校区問題審議会を立ち上げたいと考えております。  それから、差別事象についての解決ですが、教育問題審議会におきましては、教育問題審議会の審議の過程の中でこういった事象が発生したということもありますので、その面につきましては審議会自身深く反省していただきまして、二度と生起させてはならないという観点から、3月1日に正式にそれに対する最終見解が出される運びになっておりますし、また今後──これは今回、学校教育部会におきましては、校区編成にかかわって樽井区からの嘆願書等の中にそういった文章が発見されたということでありますが、基本的にはやはり全市的な啓発の弱さということで、行政、教育委員会にとってはそのように考えております。  今後、樽井区と具体的な啓発手法につきまして協議いたしまして、解決に向けて図っていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 149 ◯太田指導課長 滋賀県長浜市で園児2名が殺害されるという本当に痛ましい事件が発生したわけでございますが、長浜市では、保護者の訴えあるいは意向を十分把握できていなかったのではないかというような報道も目にいたします。やはり保護者の意見を幼稚園として十分受けとめる必要があったのではないかというふうに思います。  また、保護者から持ちかけられた相談につきましては、園として十分対応する。園で十分対応できない場合は、市の教育委員会や関係機関につなぐというふうなことが本当に必要ではないかなというふうに考えます。  泉南市では、幼稚園につきましては原則として保護者の送迎という形をとっております。今後とも、幼稚園も含めまして子供たちの安全確保につきましては十分取り組んでいきたいというように考えておりますので、御理解をお願いいたします。 150 ◯北島学務課長 学校図書整理事業でございますけれども、6校に120日間、整理要員を配置いたしました。学校名は、樽井小学校、東小学校、鳴滝第一、第二、雄信小学校、それと泉南中学校でございます。  以上です。 151 ◯馬野教育総務部長 トイレ改修について御答弁申し上げます。  信達中学校の件でございますけども、以前のトイレにつきましては平均的に維持管理がよかったということで、もっと早い時期に老朽化が進行してたんじゃないかなということは考えられます。今、井原委員御指摘のトイレのかぎとか、そういうのがなかったときがあるということでございますが、それはその年度によってその辺の維持管理が十分じゃなかったという年度もあるかと思います。  いずれにいたしましても、全般的、平均的には維持管理がよかったということで我々の方は思っております。  それで、全面改修をしたわけですけども、その後、学校の方も、生徒の方も、今のよき環境を今後とも維持していかないかんということで、維持管理については学校内で、学校の教師、生徒とも十分な維持管理をやっているというふうに聞いておりますし、また我々の方も行ったときにはそれを一応確認しております。  今後の他の学校のトイレ改修につきましては、先ほどの松本委員の質問に説明しましたけども、大規模改修につきましては、一応耐震が終わってからという制約がついておりますので、それまでの間、やはり我々の方は保全を図っていかないかんということで、部分的な修繕になろうかと思いますけども、その辺はやはり環境に配慮した維持、修繕等、保全をやっていきたいというふうに考えております。 152 ◯辻文化・スポーツ振興課長 資料の図書の購入なんですけれども、図書館では市民の知る自由を保障するため、また自由な利用に供されるべきという考えから、図書館司書による購入選定会議を毎月開催して図書の購入に当たってるんですけども、ただし個人の人権やプライバシーを侵害するものとか、あと、わいせつ出版物であると判決が確定したものについては、一応購入しないという形で取り組んでいるところであります。  以上です。 153 ◯井原委員 どうもありがとうございました。  教育問題審議会関連で18年度からは新しく校区問題に関してメンバーを立ち上げていきたいという話があったかに思うんですが、特に課題解決もされてない中、大変だというふうにも受け取ったんですが、新しく18年度から出発するに当たって、そのメンバー、これはどのような基本的な考え方を持っておられるのかということを示していただきたいと思います。  それから、差別事象に関しましては、今、3月1日に一応見解を出すというふうな話があったんですが、これはどちらから出すのですか。教育委員会として出すのですか、それともいわゆる差別事案を惹起させた区の方から出すのですか。ちょっとそこら辺を明確に教えていただきたいと思います。  それから、学校図書の整理要員につきましては、6校で120日間というふうなことで、今その対象校も明確に答弁いただいたんですが、その学校になった背景ですね、これがあるのかどうか。こういう学校を選ばれたということは、それなりの選定基準なりがあった上でのことだと思うんですが、その点もう少し詳しく説明をいただきたいなと思います。  それから、犯罪防止の事業委託に関して、改めて私、大事だなと思ったのは、長浜の事例からすると、父兄の方が一定の意見あるいは要望を申し述べておったということに対してどう反応したのかというふうなことで、今マスコミでも取り上げられたりしておりますけども、先ほど子供の目線で見た安全マップという話もありまして、これは僕も何人かの子供に聞いたことがあるんですけども、やはり通学、通園に当たって、あそこでおかしいおっちゃん出るでというようなことは子供が一番よく知っておる。だから、本当に子供の意見、あるいは教育委員会にあっては親御さんの意見も、これは余り無視できないなと。改めてそこら辺の考えをよく聞いておかないと、長浜のような二の舞を踏むんじゃないかなという気がいたしましたので、この点もよろしくお願いしたいなと思います。  それから、トイレに関しては水平展開を早くしていただきたいというのが私の思いなんですが、これはいろんな予算の都合もありましょうし、今も耐震診断、これを経た上での話だというふうなことがありましたが、よほど力を入れてほしいなと思うのは、私はこの信達中学校でいかに人権が守られてないか、いかにプライバシーが守られてないかというのは、トイレを通じて知りました。  そういった意味では、年度によって管理精度のよい年度もあれば悪い年度もあるという説明であったんでありますけども、これは多かれ少なかれ、やはりトイレには安心して行ける、あるいは安らぎを覚えるような環境を我々がきちっとつくってやらなんだら、生徒・児童の体調にまで及ぼすんだというようなことは、これは早い時期から言われてますよね。だから、耐震はもちろん経ていかなならん話でしょうけども、この辺はしっかり我々がフォローアップしていかないかん、このように思うんですが、改めて見解をお聞きしておきたいと思います。  それから、もし図書館の方で週刊誌等の購入、そのような購入があるんであれば示していただきたい。一応、人権なりプライバシーを侵すものに関しては、選定の過程でチェックしておるようであります。  ただ、市民の知る権利、あるいは自由に利用する権利という話もありましたが、昨今、知る権利、あるいは表現の自由等も大変大事なことでありますが、予算委員会でもありましたように、やっぱり人権とかプライバシーが、もちろん根拠なしに広くそこで取り上げられるというようなことが非常に残念な結果になるということはよく御承知のとおりなんですが、私が指摘したのも、年間を通じて、ある雑誌においては7,000万、8,000万というふうな、訴訟において敗訴をして罰金を払うとるというふうな事例もあるわけですから、その選定はやはり精度をきちっと上げていかないかんなと思いますんで、その点改めて見解をお聞かせいただきたいと思います。  以上であります。 154 ◯梶本教育長 そうしましたら、私の方から、新しく平成18年度に立ち上げる予定の教育問題審議会の委員構成についてどのように考えているのかという点について、御答弁を申し上げたいと思います。  今回の教育問題審議会におきまして、学校教育部会が編成をしました校区再編案に対しまして、白紙撤回というような状況に立ち至りました。これは議会の方でも答弁をいたしておりますように、校区編成について校区あるいは市民の理解、納得が十分得られなかったということに集約されるんではないかなというふうに思っております。  したがいまして、新しい審議会におきましては、この校区再編の具体案について審議をするということで予定をしております。ですから、この新しい審議会のメンバー構成につきましては、十分市民あるいは住民の方々の校区問題についての意見が集約できるような委員構成をしていきたいというふうに思っております。いろいろ考えておりますが、まだ具体的に現時点で発表できる段階ではございませんので、もうしばらく時間をかけてじっくり委員構成について検討をしていきたいというふうに思っておりますので、時間をいただきたいというふうに思っております。
     それから、差別問題についての見解でございますが、これは教育問題審議会として出します。3つの部会がございますが、各部会もそれぞれ差別事象についての見解を出しておりますし、それをまとめて教育問題審議会全体として、今回の差別事象についての見解が発表されるということになっておりますので、御理解をいただきたいと思います。  それから、図書館の図書購入について、先ほど辻課長の方から、選定委員会を設けてきちっと選定をしているということで申し上げましたけれども、以前、もう数年前になると思いますけれども、井原委員さんの方からこの件につきまして質問がありまして、私の方から御答弁をさしていただいたと思います。問題のあるそういった週刊誌あるいは雑誌等については、十分検討した上で購入するということでやっていきたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。  それから、トイレの問題でございますけれども、トイレにつきましては、確かにおっしゃるようにトイレを見たら教育委員会としての人権感覚といいますか、そういったものがわかる、学校のそういったものがわかるというような御質問だったと思いますけれども、子供たちが十分安心してトイレに行けるような環境をつくってまいりたいというように思っております。中には家に帰るまでトイレを辛抱するんやというような声もちらっと以前は聞いたことがございますけれども、そういったことのないように、子供たちが安心してトイレに行けるような環境をつくってまいりたいというふうに思っておりますので、御理解いただきたいと思います。 155 ◯北島学務課長 学校図書館整理要員事業でございますが、平成14年度から3カ年で市内の11校の小学校及び4校の中学校の方に整理要員を計画的に配置をしてまいりました。ですので、特に選定という基準等はございません。順次させていただきました。ちなみに、14年度は4校、15年度は5校という形でさせていただいております。  その財源が、緊急地域雇用創出特別基金というものを活用させていただきましたので、その辺の関係もありまして、多少年によって学校数は違いますけれども、計画的に3カ年でさせていただいたということでございます。 156 ◯竹田委員長 ほかに。 157 ◯島原委員 簡単に3点ほどお伺いしますが、1つは、中央教育問題審議会の方で、きのう、おとといですか、かなり具体的に踏み込んだ幼稚園以上の義務化、義務教育にすると、こういう記事が出ておりましたし、今年の10月に大綱の見直しをして中教審の正式な決定をするというふうに書かれておりますが、現在、幼稚園の場合は、総時間数にしては、教育現場と違いますから、預ける場合も大体午前中ということになってきてると思うんですが、本市の場合の議論は、今教育長が御答弁いただきましたように、教育問題審議会等でいろいろ検討なされていると思いますが、これらに対する準備ですね、教育委員会としてはどのような理解をされておるのか。  それと、もう1つは幼保一元化というような問題、かねがね長い年数、年月を経て審議がなされていると思いますけれども、これ等についてもお考えがあればお示しをいただきたい。  それと、もう1点は、この決算書の235ページなんですけども、一番最後の備考欄に泉南市婦人団体協議会に対する補助金72万3,000円と、その下に泉南市文化協会の補助金35万円余りついてるわけでありますけれども、現在、泉南市全体では婦人会そのものがある地域とない地域があると思うんですが、何団体に対しての負担金、補助が支払われているのか、件数がわかっておれば、金額までは必要ないですが、お知らせいただきたいと思います。  それと、ちょっと勉強不足でわからんのですけども、前は樽井の城野先生がずうっと文化協会の会長をやられておったと思うんですが、今どういうふうな組織になっているのか、その組織構成についてお聞かせをいただきたいと思います。  それと、もう1つは成人式の問題ですけれども、236ページの備考欄に成人式の委託料というのが書かれておるわけでありますが、今までそう変わらない成人式やったと思うんですが、特にことしの場合は一升瓶が会場の中に持ち込まれたと。飲んで暴れたのではないですけれども、見ていて非常に不愉快に思った成人者もおるでしょうし、これはちょっと雰囲気が変わってきたなというふうな感情をみんな持ったと思うんですけれども、ここらあたりの指導というんですか、ああいう一升瓶を提げてくる場合は大体わかると思うんですが、どこか、かばんか何かに隠して持ち込んだのかどうかわかりませんが、そういう場合のチェックというものもしておかないと、あの会場ではうちの北出議長がちょうどあいさつの時間であったし、厳重注意みたいなことを言っておりましたけれども、注意する方が私はちょっと違うのではないかなと。あそこで事件が起きなかったからいいけれども、例えば議長がどつかれたりしますと、その責任はまた議会にもあるのではないかなというような批判もされるわけであります。ああいう場合もちゃんとした会場係がおられると思うんですけれども、そこらあたりの状況はどないやったのか、御説明をいただきたいと思います。  以上です。 158 ◯飯田教育指導部長 中央教育問題審議会等に派生します御質問につきましてお答え申し上げます。  たしか、読売新聞だったかと思うんですが、幼稚園の義務教育化ということが記事になりました。私も、それを見まして本当に驚きました。と申しますのは、審議会の答申の中には、そこまで踏み込んだ答申はなかったんです。ただ、平成19年度から義務教育の実施という、そこまで明確にその記事はなっておりました。  しかし、その後、大阪府教育委員会を通じまして文科省にそのことにつきまして問い合わせ等行っております。その中で、文科省の基本的な返事は、その件については一切具体化のことは計画していないと、新聞に載ったことについては、どうしてそういったことが新聞に載ったのかわからないというようなことでありまして、一応幼稚園の義務教育化ということについては、当面文科省も視野には入れていないというふうに考えております。  続きまして、本市の教育問題審議会におきまして幼稚園等の教育のあり方につきましていろいろ審議されております。そんな中で、先ほど申しましたように3月1日に答申案が出されまして、最終答申案が3月30日に出されるわけですが、その後3月7日に全員協議会におきまして教育問題審議会につきましての説明会を議員の先生方にさせていただく予定となっております。  そのときにはもう少しはっきりしたことが言えるんですが、現在、幼稚園等におきましては、まず教育時間の延長ということで、午後3時ごろまでは現条例によりましては園長の判断によってできるというふうになっておりますので、そういったことも検討されておりますし、また保護者ニーズにこたえまして、その後の預かり保育──保育所とちょうど似てくるんですけども、そんなことも検討されております。それから、3歳児保育の実施、そういったこともあわせて検討されております。それから、子育てに悩む保護者に対する対応ということも具体的な検討をされております。  それから、保幼一元化につきましても同じように検討されておりまして、これにつきましても、できる範囲内で泉南市においても幼保一体化の施設の実現を目指すということで、今度の答申につきましてはもう少し具体的なことが出てくると思いますので、しばらくお待ちいただきたいと思います。 159 ◯出口生涯学習課長 それでは、私の方から235ページの婦人団体協議会と、それから文化協会の補助金について御説明さしていただきます。  婦人団体につきましては、現在、樽井と信達の2団体ということになっております。  文化協会につきましての組織、構成ですが、これは美術部協会とか、詩吟とか茶華道連盟とか、洋舞──歌ったり踊ったりする団体ですね。そのほか写真の団体とか、そういった泉南市のいわゆる文化的な団体に対して、文化協会を通じて補助金を出しているということでございます。  それから、今年度の成人式につきましては、私も出席してまして、前の二十(はたち)の青年が一升瓶を持っていたということで、議長の方から御注意していただいたいきさつがあるんですけども、当然、成人式をやるに当たっては、事前に内部でそれぞれ役割分担を決めまして、例えば外でべちゃくちゃしゃべってなかなか入ってこない成人の方に入ってくるように呼びかける役割とか、来賓の受付等役割分担が決まってまして、それからこういったことが起こったときは、一応男性の職員が取り押さえるということで、それも事前に当日参加する教育委員会の職員については周知徹底しております。  ただ、今回一升瓶の持ち込みについては、ちょっとチェック漏れだったということで深く反省しております。次年度からはそういったことのないように一生懸命頑張りたいと思いますんで、どうぞよろしくお願いいたします。  以上です。 160 ◯島原委員 幼稚園以上の義務教育の問題については、部長さんの方から御答弁をいただきましたんですが、もっと長い時間を要するんではないかなというふうに思いますんで、後の経過を見ながら、また御質問をさせていただきたいと思います。  それから、これも一般的な政策の議論でありますけれども、日本の教育レベルというのは、御案内のように世界でもベストスリーくらいに入る、一時そのような教育国家としての誇りや自信を持って文化国家、教育国家としての運営がなされたと言われておりますが、最近では発展途上国並みというような批判もありますね。中から以下だと。これはなぜかということの反省とその教訓に立って、考え直さなければいけない問題ではないかなというように思っております。  特に、読解力については先進諸国の中でも中程度だと。中よりちょっとレベルが上みたいですけれども、なぜこうなったのか。また、日本の中でも言われておりますように読解力が非常に弱い。  その原因の1つは、今までは土曜日の午前中授業を行われてきたのでありますけれども、週5日制という学校教育のそのことが原因になっているのではないかというのが、教育評論家あるいは教育議論の中では出ておりますけれども、本市教育のこういう実態調査をなさっているかどうかは別にいたしまして、今、世間や新聞等マスコミが言われております教育力というんですか、読解力と。英語やほかの問題も若干問題があるようでございますけれども、特に読み書きということについてはレベルが非常に低い、こう言われておりますが、教育委員会としての今日までの考え方、理解をどのようにされておるのか、お伺いをいたしたい。これが1点です。  もう1点は、成人式の関係ですけれども、我々がとやかく言わなくても、実行委員会で十分その行事内容については検討されてきていると思うんですが、若い子供たちのことですから、いろいろ問題が起きる場合もあります。  ただ、残念なのは、私もずっと成人式には40何年間出ておるんですけれども、ちょっと見なれない光景であったなというように思います。酒を飲んだのかどうか、僕はわからんのですけども、ただ一升瓶が見えたということでございます。幸い何も問題なくして終わったわけでありますけれども、もっとやっぱり議員が注意する前に当事者はきちっと制止できるような運営をしてほしいなというように思います。  ことしはあれですか、予算の関係は委託費の関係で5万2,000円程度しかついてないわけですけれども、これはどこにこの成人式の委託をされたのか。あるいは手伝うてくれてるボランティアで出ている方に対する報償金かどうかですね。そしてまた、今までは成人者に対する記念品も若干出ておったようでありますが、ことしはもう恐らくゼロにしているというように思うんですが、そこらあたりの関連について御答弁をいただきたい。  以上です。 161 ◯竹田委員長 本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長いたします。 162 ◯飯田教育指導部長 教育のあり方につきまして、教育委員会としての考え方を御質問されましたので、お答え申し上げます。  国の方におきましても、義務教育のあり方につきまして答申が出されております。基本的に申し上げれば、教育条件、環境、そういったものにつきましては国が保障していくと。それから、具体的な教育のあり方、また信頼される教員、教育者の資質向上につきましては、地方教育委員会や学校が責任を持って行うべきであるというような答申内容でございます。  そういったこともありますので、泉南市におきましても、今後ますます市独自の、また学校独自の教育のあり方が求められてくると思います。そういった意味で、子供たちのさらなる実態把握を行いまして、先ほど出ましたように読解力の点等が問題であれば、それをつけるためにいかに教育委員会として学校支援ができるのか、また学校としてどのような具体的な取り組みができるのかということを論議して進めてまいりたいと考えておりますし、またそれを推進する教員の資質向上につきまして、また教育力につきまして、教育に対する情熱を養うためのそういったものにつきましても、あり方につきまして学校現場とともに考えて進めていきたいと考えております。  以上です。 163 ◯出口生涯学習課長 私の方から成人記念祭について御答弁させていただきます。  成人記念祭につきましては、1部、2部ということに分かれております。1部につきましては式典ということになっておりまして、随分以前は式に参加された成人の方に記念品をお配りしてたんですけども、当然予算についても毎年それは計上しております。  成人記念祭を執行するに当たりまして、毎年中学校を通じて、ことし成人式を迎えられる方を約10名ぐらい選んでいただきまして実行委員会をつくっていただきまして、その中で、式典の方は市主導で進めさせていただくんですけども、2部の方はその実行委員会のメンバーの方にお願いするということの中で、品物を贈るよりは、自分らが企画したことをやりたいと。今年度につきましても、たまたま実行委員会のメンバーの友達で、プロを目指す方がおられて、その人たちのバンド演奏をしたらどうかということで、そういうふうな形で進みました。  そちらの方をするに当たっての文化ホールでの委託料関係の、例えばバンドするに当たってのエージェントへの支払いとか、そういった方へ、記念品をお渡しするよりはお金を使った方がいいだろうということで、昨年に引き続きまして、ことしも一応そういうふうな形になったということでございます。  以上でございます。 164 ◯島原委員 もう意見にかえておきますけども、1つは、成人式も今御答弁がありましたように、2部方式に切りかえて、それぞれ成人者そのものが参加をして式を盛り上げるという方策もありますけれども、どちらかというと、やり方は従来とほとんど変わっていない。問題は、やっぱり成人になって自分たちが意識的に、成人になったなというような感動を覚えるような、私はもう少し行政として行事を考えるべきではないかなというふうに思います。  前回は、何か自分たちの写真を張りつけるアルバムか、あんなものを配っちゃあったみたいですけども、別に物を配るのがいいとか悪いとかではなしに、もう少し工夫を加えることが、成人式にしろ、あるいは文化祭にしろ、教育委員会の委員長があいさつをして、市長があいさつをして、そしてまた議長があいさつをすると、そういうことも大事ですけれども、もう少し工夫を凝らして、一人一人の成人者が本当に参加してよかったという連帯の理念が持てるような考え方を私はしてほしいなというふうに思います。  それと、これも別に言う必要はないと思いますけれども、実は岡田の方でも案内状の届いたところと届かないところがあったと私にえらい苦情が来たんで、馬野部長に、ちょっと行ってやってくれますかというような連絡をしまして、隣には来たけど、うちには来てないでと。人間のすることですから若干落ち度はあるのではないかなと思いますが、できるだけそういうことのないように配慮してほしいなというふうに思います。  以上、時間の関係もありますから、これで終わります。 165 ◯竹田委員長 ほかにございますか。 166 ◯堀口委員 東小学校の土地の借上料とか、それから座頭池の一部使用に係る補償費とか、あるいは青少年の森の共有林野組合あるいは水利組合の補償金、こういうのが出てるんですけども、こういう公的な施設でその土地を借りてるままの──ひょっとしたら信達小学校のプールもそうじゃないのかなと思うんですけども、こういう公的な、特に学校教育関係の施設で借上料あるいは補償料、この辺の考え方はちょっとおかしいんではないのかなと思うんで、どう考えているのか、ひとつお聞かせいただきたい。  それから、午前中も質疑をさしていただいたんですけれども、先ほども島原先生と井原先生ですか、教育問題審議会の中で校区再編を4月から改めてかけるという話でございました。  ただ、それも大変結構なんですけれども、今の現状を見て、私は都市計画の中でも当然教育委員会が例えば市全体的な規模で眺めて、新しい開発にかかっては、やはり都計の方と連携を密にしなきゃいけないのじゃないのかなと。特にマンモス校化している信達、樽井の周辺の開発が大変多い。その前に、適正規模、適正配置を言われるんなら、その辺も配慮して、やはり都計との協議をしていかなきゃいけないのじゃないのかなと。  午前中も13号線沿いの開発というのは、あそこらは特に東小学校なんかは児童が少なくなってきている。できたら開発の中で、あそこは東小学校区だというようなことを考えていくべきではないのかなと思うんですけども、その辺の見解をひとつお示しをいただきたいと思います。  それから、ちょっと私、耳にしたんですけども、泉佐野市の大木小学校ですね。13億ほどの大変なお金を入れていい校舎をつくっておられるんですけども、あそこもやはり児童数の減少で大変困っておった。今年度から特認校制度を取り入れる。私は、東小学校も特にその特認校制度をやったらどうかということを教育問題審議会の中でも話をしてまいりました。特に、校区再編にかかわってその辺の考え方も、ひとつ教育長の意見を聞かしていただきたい。  信達小学校でいじめに遭って、住所を東小学校区に変えて東小学校に今1人来られている。この子供は大変伸び伸びと教育を受けておられると、こういうことも聞いております。そういう子供たちのための受け皿としても特認校制度を認めてやったらどうなのか、こう思います。これは特に市の教育委員会の判断でできることだと思いますので、ひとつその辺の見解を聞かせていただきたい。  以上でございます。 167 ◯梶本教育長 ただいま御質問がございました校区にかかわる部分につきまして、私の方から御答弁をさしていただきたいと思います。  まず、都計と十分協議をしながら全体的に進めていくべきではないかという点は、そのとおりだというふうに思っております。今までそういう協議をしたことがなかったと思いますので、校区の問題は全体的なまちづくりの問題とも大いに関連をしておりますので、まちづくりの中の校区問題ということだというふうに位置づけまして、今後、都計と十分協議をしながら進めてまいりたいというように思っております。  それから、泉佐野の大木小学校の例を挙げられまして、特認校の要望という話をしてるというお話でございました。東地区からは区長さん方を中心として特認校制度等についての要望書も上がっておりますし、これは教育問題審議会とは別途、この特認校制度につきましては検討していける内容でございますので、これは議員さんが御指摘をいただいておりますように、教育委員会といたしましても、この特認校制度につきましては、これは教育問題審議会におきましても検討をしておりますけれども、また教育委員会独自のペースでも考えてみたいというように思っております。 168 ◯馬野教育総務部長 土地の借上料、借地料の問題でございますけども、今現在、教育施設として青少年の森、信小プール、東小学校の一部運動場、鳴一小学校の運動場、それから海会寺跡を土地の借り上げをして借地料を払っているというのが現状でございます。  その時代、その時代のいろいろな事情があったと思いますけども、それを受けて今現在継続している状況でございますけども、これは一定やはり今後解決に向けて話を進めていかないかんなというふうには我々の方も考えておりますけども、しかし今現在、これらの土地についての用地買収等も、財政上のいろいろの問題もありまして非常に難しい面がありますので、今後これらをどういうふうに解決していくかを十分検討した上で、1つの案を出していきたいなというふうに考えております。 169 ◯堀口委員 今、教育長は都計の方とよく協議をしてという、初めてだというのは私もびっくりしたんですけども、やはりこれだけ開発がいろんな形で進んでくると、特に適正規模、適正配置が言われている中で、学校間の格差がすごく大きくなってくる、ますます広がってくるんじゃないかなと、そういう危惧を抱いております。  特に、きょうも午前中、大苗代の藤原紡績の跡の校区なんかは一丘校区に決めたと、こういうことでございますけれども、旧大苗代は信達へ来られているわけですね。そうしたら、子供は交差しながら通学をすると。これは余りいいことではないんじゃないかなと。そういうことも含めて、やはり都計とよく連携をしていただきたい。  それと、もう1つは、やっぱり教育委員会というのはどうしてもその辺の連携が悪いのかなと思うんですけども、私はやはり通学の不便な区域については、当然コミュニティバスを柔軟に運用すべきだと思っております。それで、今コミュニティバスが足らんというのなら、今の子供の通学の安全の問題も含めて、あれは生活環境課の方ですか、そこと十分協議をして、もう1台ふやしてもいいじゃないですか。子供のためにふやすんならいいじゃないですか。それは目的が違うどうこうというような話になってくると、小さな泉南市、たかだか6万の市ですから、その辺はもう少し連携を密にして、コミュニティバスも子供の通学に使わすと。遠いところの子供には、やはり無料でそのコミュニティバスを使わす、あるいはその時間帯も、できたらそれにセットをする、私はこういう考え方があってもいいんではないのかなと思います。  特に、我々の東校区なんかは大変遠いところから通学をしてるわけですから、この子供たちにコミュニティバスを使わして、当然無料で学校に来さす、そのぐらいの便宜は図ってやってもいいんではないのかなと思います。  その辺は、特認校も含めて、東小学校を特認校にした場合にそういう通学にコミュニティバスを使わすということになれば、かなり希望者も出てくるのではないのかなと、このように思いますけれども、考え方をひとつお聞かせいただいて、終わりにしたいと思います。 170 ◯梶本教育長 ただいまの御質問に対して御答弁を申し上げたいと思います。  学校の適正化にかかわって、校区再編を今教育問題審議会で検討していただいております。確かに子供たちの通学の問題にかかわって、今御指摘をいただきましたように、これは1つ飛び地の問題の解消ということもございます。コミュニティバスの積極的な活用ということも、もう既に校区再編にかかわってさまざま議論をされているところでございまして、改めて校区再編にかかわってそういった課題が大きいなということを我々も事務局として認識をしておりますし、教育問題審議会の中におきましても、そういった答申にまとめられていくというように思っておりますし、教育委員会といたしましても、その答申の中に盛り込まれております飛び地の問題でありますとか、子供たちの通学の安全の問題であるとか、そういったことを正面から受けまして、それを教育改革推進プランの中に生かしていきたいというように思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。 171 ◯堀口委員 最後に委員長、教育問題審議会に議会から出させていただいております。私の方から全協を要請いたしましたので、議長、副議長にお計らいをいただくように要請いたしました。その辺も含めて、教育問題審議会の中でまた議論させていただきたい、このように思います。 172 ◯竹田委員長 わかりました。ほかに。 173 ◯小山副委員長 教育委員会は特に施設を市民に貸しているところが多いのですが、公民館を中心に当初やっぱりどのぐらいの利用があるかということがあって施設をつくったと思うんですが、議論を聞いておって、いかに市民に使ってもらうかという視点が見えないんです。その辺の利用率というんか稼働率というものを、ほかにもあるけれども、公民館に絞ってお尋ねをしますけども、どれぐらいの稼働率であるのか、ちょっとその辺の議論ができる実際のデータをお示しをいただきたいと思います。そこだけ聞いときたいと思います。 174 ◯油谷教育総務部参事 公民館の稼働率についてお答えいたします。  公民館は、朝9時から夜10時までやっております。そして、稼働率といいまして、部屋を使っておりますと、それは100%使っていると。全然使ってない部屋はないんですね。だから、使ってる稼働率──どういうふうに説明さしてもらったらいいんでしょうか……。  すみません。そしたら、データ、表にしたものがありますので、それを後ほどお渡しさしていただいてよろしいでしょうか。 175 ◯小山副委員長 その細かいデータは後で私いただくとして、一般的に半分ぐらいが使われておって、半分ぐらいがあいたままじゃないかなと。僕なんか印象で、土曜日いつも申し込むんですが、ほとんどフリーで借りれるんですね。だからどこも使ってないんですよ。全体的にはなかなか施設が使われてないんじゃないかなと、僕はそういう印象を持っとるんで、施設を管理しとる側としては、どれぐらい施設が有効に、当初の建設の目的は使ってもらうために建てたわけですからね、どれぐらい利用されとるのかなということをちょっと議論するデータとして、どういう感じを責任者として持っておられますか。 176 ◯油谷教育総務部参事 ちょっとお待ちくださいね。 177 ◯竹田委員長 この間に理事者に申し上げます。  資料請求につきましては、こちらから請求がない限り、そちらから一方的に出すというような発言は控えていただきますようよろしくお願いいたします。 178 ◯馬野教育総務部長 公民館の利用ですけども、これは16年の実績でございますけども、4公民館合計で6,385件、7万9,632人の実績がございます。  1週間のうち、公民館が休館日以外はほとんどの稼働がありますけども、その中には使ってない部屋とかそういうのもあるということで、たまたま小山副委員長が申し込まれたときにはその部屋があいてたんかなというふうに思いますけども、最近は利用する人が年々多くなってきまして、部屋の稼働が多くなっているということでございます。 179 ◯小山副委員長 議論して、いかにその施設を有効に市民にどう使ってもらうかというような関心が議論からは伝わってこないんですよ。そういうことを持っておれば別ですけどね。あいとると。1週間やって、この部屋とこの部屋とこの部屋が何曜日あいとると。ここをいかに市民が使いやすいようにどうするかというような議論は、しておるんであれば、もうちょっと我々にもそういう報告なり、そういう姿勢を示していただけると思うんだけど、僕はずうっと大体土曜日使うんですよ。普通は大阪でもどこへ行っても、大体土曜日はほとんど満杯ですよ、こういう市民が活動に使う部屋としては。  私は、満杯で断られたことはまずないんですよ、土曜日。この間も私、信達でやりましたが、私以外にはだれも使ってませんよ。だから、その認識がほとんど使われてますというようなことを答弁することもちょっとどうかなと思うし、今も何か7万とか六千何ぼの数字を言われましたが、それが全部100%使った場合にはこれぐらいで、そのうち7万だとか6,000だとかというんだったら僕らも議論に入っていけるけれども……。  だから、100%使うということを1つのデータとして、そのうち稼働率が8割で、8割だったら7万に対しては15万だとか、15万に対して7万しか使ってないとか、そういうデータがないと、我々は本当に税金でつくった施設は、市民が使うためにつくっておるわけですよね。そういうことの関心がないと、建てるだけは一生懸命だけども、使うことに余り関心がないと。それが何か物をつくるための公共施設みたいな批判になっとるわけでしょう。つくった後が大事なんじゃないですかね。  そういう点で私は聞いとるわけですから、そういう関心を持って、実際の、今、公民館だけを私は議論に言いましたけども、体育館にしても文化ホールにしてもそういう議論はよくありますよ。あれだけの大きい文化ホールが、ほとんど毎日使われてもいいわけですね、市民のために。使うところがなかったら、ただででも市民が意味のある催しをしたらいいわけじゃないですか。  そういうようなことをやっていかないと私はいけないんじゃないかなと思うんで、そういう関心を持ってきたのかどうか。正直にそれがないんであれば今後どうしていくのか、そういうことも16年度の予算執行を通して明らかにしてもらいたいなと思うんですよ。どうですか。 180 ◯馬野教育総務部長 16年度実績、合計で6,385、これは件数ですけども、7万9,632人という利用者数があるわけです。この中には、同じ団体、同じクラブが1週間に1回とか2回とか、この数字の中にはそういうものもダブって入っているということでございまして、今後公民館だけではなく、そういうほかの教育施設について稼働率を高めるために、我々の方も今まででも、そういう利用の団体さん等にもっと利用してくださいということを言ってきたわけですけども、今後もっと我々の方も創意工夫をしながら稼働率を高めるように努力していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 181 ◯小山副委員長 何か今の答弁ではおざなりの答弁で、ちょっと実態はどうだったのか、そういうことは、僕からいえば全くそういう関心を持っては議論してまいりませんでしたと、今後は新しいそういう視点を持って、公共施設を市民が本当に使えるために考えていきますというんであれば、これで僕は質問を終わっておくんですけど、何か、やってきましたよということで答弁されたんでは、今後も余り期待できないですよね。  そういう点では、私はこれだけ今取り上げて言うけども、すべてがやっぱりつくった後にいかに市民に使ってもらうかということに、僕らの関心も含めて少し薄かったんじゃないかなと。つくることには我々はどんどん議論するけども、つくった後にその施設が本当に市民が使うためにどうするのか。使ってくださいと言うたって使えないわけですから、使えない理由もちゃんと議論しながら、本当に市民のためにそういう施設を使いやすいようにしていくと。  料金設定の問題でも、人を入れるために料金を上げるのやったらわかりますよ。料金を上げたと。しかし、結果的にはだれも使わなくなったと。それでは上げた意味もないわけでしょう。そういう上げる場合でも、上げることによって今までの利用者がふえるということが少なくとも前提とされなかったら、減ったら何にもならんわけでしょう。  そういう点で、私から言うと、だれもその施設を使ってくれない方がいいみたいな、私はそんな感じを受けるんですよ。使う人と使わない人が不公平だという議論をするでしょう、あなた方は。使わない人にとって、使う人は得しとるやないかと、だから値段上げんかいなと、こういう議論が、ここだけじゃない、どこでも行政というのは言いますよ、受益者負担と。  しかし、それは税金で全部つくった施設でしょう。使わない人が文句言うことはある意味でないわけでしょう。そういう点の説明なんかでも、聞き方によったら、何か使う者が税金をむだ遣いしとるみたいに言われて、だから料金が上げられていくと。そういうようなことも私は問題じゃないかなと思うんで、基本的にはやはりこれは政策的なこともあるので、担当者というよりも、今の議論を通して市長なり助役なり、その辺はどういうふうに認識されておるのか、今の施設の使われ方についてお答えをいただきたい。教育長おられますから、どうぞ。 182 ◯梶本教育長 ただいま小山副委員長さんから質問をされた点につきまして、私の方から若干答弁をさしていただきたいと思います。  教育委員会の所管します社会教育施設、公民館のみならず文化ホールであるとか体育館あるいは図書館、そういった社会教育施設を持っているわけでございますけれども、基本的には市民に愛される、市民の利用勝手のいいそういった社会施設というようなことで、公民館運営審議会あるいは文化ホール運営協議会、図書館協議会、そういった市民の委員の方々の参加を求めて意見を聞く場がございます。  先々週でしたか、続けて文化ホール協議会、それから図書館協議会を開いたところでございまして、1年間の運営のあり方、あるいは事業の内容につきまして、かなり厳しい意見をいただいているところでございまして、そういった意見を受けて年々その運営の方法等々につきまして、市民の立場から厳しい意見を言っていただいておりますので、改善に向けて教育委員会としても努力をしているところでございますので、今、委員さん指摘をしていただいたところにつきましても、十分教育委員会としてそれを踏まえた上で、市民に愛される利用勝手のいい社会教育施設、特に公民館あるいは文化ホール、体育館、そういった施設のあり方として、できる限り利用率が高い社会教育施設にしていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 183 ◯小山副委員長 やっぱり厳しい意見で終わるでしょう。どういう意見かがわからないんですよ。僕は、やはりいかにこの施設を多くの人に利用してもらうためにこういう点が足らなかったんじゃないかという指摘があれば、私はある意味で安心するんですよ。  しかし、例えば文化ホールなんかでも、展示場でこの間なんかリフォームの展示をやってましたよ。何かよう書いてあるのかわからんのですね。リフォームをやるのに納豆をただで渡すとかね。要するにリフォーム屋さんですよ。リフォーム屋さんが展示場である展示をして、それは納豆をただで渡して、それで説明をする展示をやっとるんですよ。そういうものについては、展示場だから、文化ホールだからまずいという指摘があったというのは私、聞いとるんですよ。  しかし、それは悪いかもわからんけども、いかにここを稼働率を上げて、この施設を市民のために使ってもらいたいという努力が1つイレギュラー的に、そういうちょっと目的を外れたものに行ったかもわからんけども、熱意としては、せっかくあいとるとこやから、商売になっても使ったらいいやないかという発想も一概に否定はできないんですよ。  だから、どういう視点で──これは文化ホールだから文化しか使ったらあかんと言うとったら、なかなかあいたまま空気があるだけですよね。民間だったら何でも使わせますよ。文化ホールというそういう限定があるんやったら、商売にも使ってもいいと。あいてるときはですよ。そのかわり、イメージが落ちるとこについてはどうするんかという、そういう議論をいろいろするんですよ、使うために。  使おうと思ったら今までの枠を外さないと、今までの枠では使えない限界の中で、リフォーム屋さんがいろいろやり方を変えて入ってきとるわけでしょう。もっと前には仏壇とかいろんなものを売る展示もあって、それはオミットになったはずですよね。今度はリフォームやったら入ってきとるわけですよ。だから、それはあいとるから入ってくるんですよね。  そういう点では、やっぱり会館を、本当に目的もあるんだけども、目的と、いかに使うかということはバッティングしますよ。そこを私はもっと乗り越えて考えてもらいたい。だから、あなたの言う厳しい意見があるというのは、恐らく文化的なもの以外に使わすなということの意見だと思うんですよ、僕の聞いとるのはね。  そうすると、会館があいたままでも、あいたことの責任はだれもとらないんですよ。そうすると、結果的には何も使ってくれない方が楽だというように私には聞こえるんで、それではやっぱりだめですよと。だから、これを踏み越えようと思ったら、今までの規定を取っ払わなあかんし、規制緩和もせなあかんし、そういうことを私は言っとるんで、ちょっと今の答弁では私、納得できないけど、私の意見も踏まえて議論するというんやからお願いします。  以上です。
    184 ◯竹田委員長 以上で教育費を終結いたします。       (教育費の審査終了) ────────────────────── 185 ◯竹田委員長 ここで中村局長より発言を求めていますので、許可いたします。 186 ◯中村議会事務局長 どうもすみません。  過日の議会費の審議における島原委員さんの御質問に対しまして、私の答弁に適切でない部分がありましたので、おわびし、改めて御答弁申し上げます。  地方議会議員の年金制度についてでございます。正しくは、当初、地方議会議員互助年金法に基づき発足いたしましたが、その後、地方公務員共済組合法に組み込まれまして、現在は地方公務員等共済組合法として一本化されております。前回、この部分が私あいまいな答弁でございました。申しわけございません。  それと、この際重ねて資料について御説明申し上げます。本日、白い封筒をお配りさせていただいております。島原委員さんの過日2つ目の質問でございました、今後の地方議会議員の年金についてどうなのかということで、昨年の9月に学識経験者、それと共済会、それと総務省の三者における研究会の最終報告書が出されておりますので、改めてこの報告書を委員各位に資料としてお配りいたしておりますので、ごらんいただきたいと思います。  さらに、昨年7月、別途総務省の自治行政局長が私的諮問機関として地方議会議員年金制度研究会を発足させまして、先週これの最終報告書が出ております。ただ、全国の全地方議会の議員さんに配るということで目下印刷しているということですので、近々入手され次第、皆様にお配りしたいと思います。  以上です。どうもありがとうございます。 187 ◯小山副委員長 ちょっとだけすみません。  よく事務局からこういう資料をいただくんやけど、ばっと全文生原稿をいただくんですよ、これ。これはどこがポイントかということぐらいはちょっと読み砕いて、詳しく中身を見てくださいというような出し方をしてもらわんと、これ全部読まないとわからんみたいな出し方はちょっと困るよ、我々は。行政の資料やからね。そう思います。 188 ◯竹田委員長 はい、今後は気をつけます。  本日の会議はこの程度にとどめ延会とし、明28日午前10時より会議を開きますので、委員各位におかれましては御参集いただきますよう、よろしくお願いを申し上げます。  本日は大変に御苦労さまでございました。       午後5時30分 延会                   (了) © Sennan City, All Rights Reserved. ↑ ページの先頭へ...